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2017
05/17
Wed

直ちに休場すべし....稀勢の里さん

day by day

 (20:33)「お前の心配することじゃない」のは良く分かっているのですが、どうしても先週から気になっているのです。稀勢の里が今場所の相撲を取る、と聞いて。

 夕方、家に帰って最初にチェックしたのは「稀勢の里が勝ったのかどうか」でした。車を運転していたので知ることが出来なかった。ラジオも付けていませんでしたから。そしたら遠藤に負けていた。

 実はどういう取り組みだったのか見ていない。しかしずっと「今場所は彼はやめておいた方が良いので」と思っていた。それは、「人間の緊張感の持続には限界がある」ということです。稀勢の里は先場所の優勝(めっちゃ無理した)について、「(ファンの方々の気持ちにある)疑念を確信に変えたかった」と言った。

 そりゃ相当な緊張です。あの体で最後二番(本割りと決定戦)の取り組みに勝って優勝した。そして国民から「確信(やはり彼は横綱に相応しいという)」を得た。もうそれだけで彼の心と体(左肩に怪我している)は3~4ヶ月分の休養を必要としている筈だ。

 ところが彼は今場所も「出る」と言った。他に3横綱もいるのだから、彼は今場所は体と心の休養に充てるべきだった。しかし出てしまった。となると、今後負けが込んだときに進退が難しくなる。

 出て負け続ければ、「判断が間違っていた」ということになる。頑張って勝とうとすれば、勝てるかも知れないが体と心がもっと疲れる。その後はボロボロになる可能性がある。年が年だから。だから正直言って出て欲しくなかった。今からでも遅くないから、「ごめん。出たの間違いだった」と休んでくれた方が良い。

 だってこのまま出続けて9勝6敗くらいになったとする。それって、どうなんでしょう。横綱として立派ですかね。私は違うと思う。良くてその程度かも知れない。だってこれから自分と対等の力と思われる力士と徐々に当たっていくわけですよ。

 今は2勝2敗。負けが先行したら「やはり駄目でした」ということになるのか。相撲の世界にはそれほど詳しくない。しかし過去の横綱の例からして、「負け越し」で場所を終えることは出来ないと思う。カド番がある大関とは違う。横綱には威厳があるべきで、本当に弱くなったら引退しかない。負け越しも許されないと思う。

 だとしたら明日も出て2勝3敗という非常に危険な地点に立つよりも、どうか今夜のうちに「ごめん。やっぱり体がついてこない」といって休場を宣言するのが良いと思う

20:57
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