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2017
05/27
Sat

警戒レベルは依然「critical」

day by day

 (17:33)今週月曜日にマンチェスターで大きなテロ事件が発生した英国。依然警戒レベルは「critical」という最高レベルで、5000人の軍人が重要箇所での警護を続けている。

 どうやら「最高レベル継続」には、二つの懸念があるらしい。マンチェスター警察のトップは「捜査に大きな進展があった」と述べているが、依然としてテロ組織の全容解明には至っていないこと。同警察は「新たな逮捕があるかもしれない」と述べている。私の理解だと、「爆弾を作った人間」が捕まっていない。これは不安だ。

 背後組織の全容解明を終えて脅威を取り除かないと、「再発のリスクがある」と見ているようだ。そしてもう一つは「cop-ycat attacks」のリスク。つまり真似犯罪(テロ)が起きる可能性。英国はもうすぐ総選挙。なるべく通常モードに戻りたいが、なかなかそうはいかない。

 こうした中でBBCによれば、当日の夜にマンチェスター・アリーナで公演をしていたアリアナ・グランデさんは「マンチェスターには戻る。「 benefit gigを検討している」と発表した。「gig」とは「小さなライブハウスなどでの短いセッション」「クラブなどで一度だけ演奏すること」を指す。

 彼女は「"There is nothing I or anyone can do to take away the pain you are feeling or to make this better.However I extend my hand and heart and everything I possibly can give to you and yours, should you want or need help in any way."」と述べて、マンチェスターに戻ると宣言。

 さらに彼女は「 "heart, prayers and deepest condolences" were with the victims of the Manchester attack.」と述べている。ただしその「gig」の詳細は今後発表される、とされる。

 メイ首相はイタリアのシシリー島でG7サミットに参加中。情報漏洩でトランプ大統領を諫めたり、新任の首相として各国首脳と会談したり。しかし今までのサミットとは様相がかなり違う。7人のうち4人は新任。意見の対立は厳しい。いつものようにシェルパの合意文書でしゃんしゃんとはいかない。

 テロなどでは話し合いはまずまずのようだが、貿易などではアメリカのトランプ大統領とその他日欧のトップの意見が対立していると伝えれる。サミットは今も続いているので、最終的にどういう形で終わるのか。「あらゆる保護貿易主義に反対」という文言が残るのかは微妙。

 サミットが終わればトランプ米大統領はアメリカのワシントンに戻るが、様々な疑惑が待ち受ける。ウォール・ストリート・ジャーナルは「Jared Kushner Considered Setting Up Secret Communications With Russia」と報道。問題は「Secret Communications」の中味です。共謀に関わることがあったのか。

17:29
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伊藤洋一公式Twitterアカウント

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