日々のライブな情報ページ

2018
07/03
Tue

お疲れ様でした.....

day by day

  (05:00)「悔しい」という言葉が何回出ただろう。インタビューを受けた監督、選手の口から。心のどこかで「良くやった」と思っている我々以上に、その場にいた監督・選手は「悔しい」のだと思う。

 「なぜ2点リードしていて、結果は負けてしまったのか」という気持ちだ。「悔しい」という言葉が出てくる前に、西野監督にも長谷部キャプテンなど選手にも、インタビューアーからの問いに対して直ぐには「思いを言葉に置き換えられない白い時間」があった。彼等は全員、言葉に詰まった。

 時に我々さえもアナウンサーのインタビューを「ウルサい。もうちょっとそっとしておいてやれ」と思うほど、監督・選手達からは言葉が出なかった。それが選手達のある種の呆然とした気持ちを表している。

 「2点を守る戦術に転換する」という選択は、ポーランド戦の最後がああだっただけに、西野監督や選手達にはなかったのだと思う。私の印象ではその「ある意味決断しきれないところ」が、2点を取った後の日本チームが意思を統率できなかった理由のような気がする。

 安易な慰めの言葉はかけたくない。悔しいのは彼等なのだから。一人長友選手が、「すべて出し尽くした。胸を張って帰る」と言っていた。私が聞いた中では胸を張ったのは彼だけだ。でも彼の顔にも「悔しい」と書いてあったし、その言葉は彼の口からも出た。

 どう考えても、試合の分岐点はベルギーの最初の点。全く微妙なところでヘディング(シュートかどうかは不明)が入った。ゴールの上隅に。ヘディングであんな狙いはできないとも思うので、偶然? しかしあのゴールでベルギーには「これで行ける」という気持ちが生まれ、日本はやや動揺した。

 でも、と思う。今回のワールドカップの総括は彼等が時間を掛けて行う。アジアで唯一決勝トーナメントに残った。壁は破ったようで、また前に立ちはだかった大きな壁。それをいかにこじ開けるか。課題は見えているようにも見える。

05:33
2018
07/03
Tue

戦う動機......

day by day

  (02:00)確かに「個」は強そうだ。これを見ると。しかしサッカーにはそれ以外の様々な要因が絡む。戦術、連携、戦う動機.........etc

ベルギーのルカクと一緒に 今日フジテレビの番組開始直前にスタジオ入りの控えのにエリアに行ったら、このでかい実物大のパネルが。ルカクです。ベルギーの。「オー、でか」と思って、記念だからと先生(ママ)と斉藤ちゃんを誘って写真を撮ったのです。

 3人とも日本人としても大きい方ではない。だから日本チームのメンバーではかなり彼に近い背丈になる選手はいると思う。しかし彼を越える人はいないでしょう。でかいとしばしば動きに制約がかかる。しかし彼は速い。どう対処するか。

 何だかんだ言って、あと一時間で試合開始ですか。さっき終わったブラジルーメキシコの戦いは2-0でブラジルの勝ち。両方の得点にネイマールが絡んだ。「そういうポジションにいるから」というのは当然ある。しかしそれでも「持っている人」というのはいると思う。

 「戦う動機」は日本にある。対ポーランド戦の最後の10分の戦いを、私は正当性ありと思っているしそうも書いたのですが、世界的に批判の的になっている面がある。それを選手も知っている。簡単に負けるわけにいかないでしょう。「やはり決勝トーナメント進出に相応しくなかった」と言われかねない。

 日本は女子がワールドカップを制している。あの時も「戦う動機」「理由」があった。それは3.11だと私は思っている。選手達は監督から被災地のビデオを見せられたそうな。それはとっても制覇に関連していると思う。

 だから期待しましょう。全力で良い試合をして、それでも負けたら拍手で帰国を迎えましょう。

01:43
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