(14:45)「これは結構トップを維持できるかも知れないな....」と実際に乗ってみて思いました。「いいとこ取り」が出来ている。
番組と番組の間に時間がちょっと出来たので、「そうだ、新しいノートの e-powerを試してみよう。もうそろそろ販売店にも来ているだろう」と思って、九段の日産自動車販売に電話したのです。
「乗れますか ?」と聞いたら「ハイ」ということなので、行って話を聞くと同時に、実際に皇居を一周走ってみた。良い感じでしたね。回生ブレーキがよく効くので、ブレーキはほとんど使わない。
エンジンがあるので音はするし、加速するときに小型車特有の震えるような振動はする。しかし基本的にはそれは電気を発生する部分で、稼働は電気モーターですから、電気自動車特有のダッシュが凄く効く。乗り心地よし、です。回生ブレーキの効き具合も良い。
思ったのは「街乗りに良いのではないか」、ということ。もっともこのクルマのガソリンタンクを一杯にすると1000キロも走れるという。それはディーゼルの大型SUVに等しい。だからむろん遠出も出来る。
でもちょっとスタイルがなあ。あのたれ目たれ尻的な。ちょっとスタイルを従来のノートから変更すれば良かったのに、そのまま。後ろと横に「e-power」のロゴ、前に水色のライナーがあるだけ。知らない人はこれは「e-power」だとは気がつかない。
バックミラーも従来型と映像型を選べるし、値段は結構なオプションを付けて267なにがしだった。ハダカだと220程度とか。ナイストライではないでしょうか。一緒に皇居一周してくれた日産の人が、「うちがまさか、それもノートが一位になるとは」と。
ノートが年間販売台数一位になった一つの要因はこの「e-power」にあるらしい。「ほんとうにうちのクルマが一番になるのは久しぶりなんですよ」と彼も嬉しそう。「いいとこ取り」と書いたのは、「充電に時間を取られない」「従来のGSが使える」の2点です。すごく便利。
いろいろなクルマが出てくるのは良いこと。消費者が用途に応じて選べる。ちょっと納得出来るクルマでした。