(14:50)ははは、マインドコントロールではないのでお間違えなく。「マインドマップ デザイン思考の仕事術」という本の紹介です。
大阪の書店で新書を探していたらなにげに手が伸びたのです。なぜ伸びたのかその瞬間は分からなかったのですが、「あ、これは自分が最近使い始めたコンピューター・ソフトウエアの元になる考え方だ」と最初の数ページを見て思い出した。
最近私が結構使うソフトに、「フリーマインド」があるのですが、そのベースになる考え方が、「マインドマップ」なのです。
そもそも「マインドマップ」とは、「知識やアイデアを図式化する技法の一つです。中心にテーマを置き、そこから放射状にツリーを派生させる」方法。通常は紙で色鉛筆などを使ってやるそうですが、私はそれはやったことがない。私がやっているのは、それをコンピューターソフトウエアにした「FreeMind」です。
FreeMind(フリーマインド)とは、「GNU-GPL(ライセンス)により配布されているフリーのマインドマップ作成ソフトウェア」ということで、さらなる説明としては「2005年2月にはJavaVM非搭載マシンのブラウザ上でも動的なマインドマップを公開可能なFlashプログラムが公開されたため、ネット上でマインドマップを公開したい人には、有用なツールとなる」とある。
私がこのソフトをコンピューターに入れたのは、確か2007年くらいだと思う。この私の公式HPを設計してくれた岸君が使っていて、私も入れてみた。しかしずっと使っていなかったのです。
しかし去年の末ですかね、何かの折に思い出して、例えばブランチ(中心の課題、円)に「日本経済の抱える課題」とか「クラウド」とか入れて展開してみると、面白い図が出来た。それ以来、フリーマインドをいろいろな局面で使っているのです。
使っているだけではなく、例えばパワーポイントなどよりもよほど使い勝手が良いし、大部分のケースにおいて一枚にまとまるのでレジメとしても使える。PDFファイルにして、プリントしてもらえば良いのです。
「マインドマップ デザイン思考の仕事術」は、私の関心とはちょっとずれたところに狙いがある。しかし読んでいてなかなか面白い。ブザンという人物を初めて知りましたし、車の「ミニ」の物語性に関しても、「そうだったのか」と思った。58ページの「脳の7原則」も面白いな。それは、
誰もが使っているパワーポイントなどより、よほどいろいろな局面で使いやすいソフトだと思う。