日々のライブな情報ページ

2017
04/29
Sat

なにせ道路が凸凹....面白いが

day by day

 (16:30)「音もなく、静かによける国」というイメージかな、タイは。

どんなに狭くても車が進出。それが当たり前 バンコクの駐車場。縦にびっしり止まっている車の前に、また車が横に止まっている。前の車にブロックされている車はどうやって出るのだろう.....。答えは「前に止まっている車を静かに人力で動かす」です。

 その秘密は「他の車をブロックする形で止まった車は、サイドブレーキをかけない」という暗黙の社会的了解あり。なので、男一人で(多分女性でも)前後に動かせる。だからブロックされた方の車の主は、ブロックしている車(サイドブレーキがかかっていない車)を前後に押してスペースを作り、そして出ていく。

どじょうだろうが、中には大きい鰻系も 狭い人通りの多い狭い道を人がよけながら車が通る。とにかくこちらでは車、バイク優先です。印象としては。横断歩道でもまごまごしていると歩行者が自動車にぶつけられそうになる。とにかく車が我が物顔です。どこにでも入ってくる。よけるのは人であり、屋台です。

 インドラというホテルの周囲にはバザールのような用品店の屋台的店舗がずらっと並んでいる。人が3人並べばもうきついような。そこに車が入ってきた。誰も文句言わない。車も静かに前進し、そして狭いところを右折した。どうなるんだ、と思った。

 そしたらお店が商品を動かし、人がどいてスペースができた。誰も何も言わない。静かにそんな事態が進行する。見ていて「ある意味凄い」と思う。「よけるのがうまい国なんだ」と思う。え、政治・外交的にも ?

朝の托鉢の風景 若手に「俺は街を歩く」と言ったら、「伊藤さん、下をよく見て歩いて下さい」と。なぜなら、なにせ道が凸凹。ときどき案内人もおらずに(日本では必ずいるでしょう)歩道が工事で切れていて、人は車道を歩かされる。あぶないったらありゃしない。

 歩いていて、「ああ、この国はオリンピックを開催しようなんて思わない国だな」と思う。だってバリアフリーもなにもあったもんじゃない。一応段差を埋めてあるところもある。しかし全体的には障害物競走状態。段差ありすぎ。

 南アジアでも東南アジアでも、タイはオリンピックに一番近い国の気がするが、どうもそうではないようだ。何せインフラがないそうな。もっとも今の道路の混雑具合では選手の移動も時間通りには出来ない。対にはインフラ需要は山ほどある。

 でも活力ありますよ。タイ全体では平均年齢は38才だそうだが、バンコクはもっともっと若い。今のバンコクでは車よりもバイクの方がはるかに小回りが効く。だから彼等は125CCくらいを勢いよく乗り回る。以前の50CCは殆ど見なかった。

 その代わり道路はカオスです。事故が頻発する。現地の人に「交通事故で一人死亡させた場合の賠償金は ?」と聞いたら「100万円が相場」だそうだ。だいたい中国と同じ。依然として人の値段は安い。

バンコクにはセブンが一杯。時に埋まっている 道路では警察があちこちに顔を出す。ホテルの私が乗っていた車は合計3回止められた。理由は不明だが、多分赤ナンバープレートのせい。暫定ナンバー。いろいろいちゃもんつけられて運転手が1000バーツ払う羽目に。彼がもっていなかったので、私が仮払い。あとでホテルに返して貰った。

 いろいろあってこの国は面白い。

18:19
2017
04/29
Sat

まとまりの良い商工会議所や.....

day by day

 (05:30)昨晩の盤谷日本人商工会議所の会合には私の特別講演を含めて500人以上の方々が足をお運びになって下さったそうな。盛大な定時総会、そして私の講演と、私としても強く印象に残りました。やはり500人は凄い。ありがとう御座いました。

 「盤谷」とは「バンコク」の事ですが、そのまとまりの良いこと。バンコク以外にも日本人商工会議所はいくつもありますが、話を聞いていて「こんなに活発でまとまりのある場所は珍しい」と思いました。

 それもそのはず。バンコク日本人商工会議所のHPには、「2014年に設立60周年を迎えた世界最大規模の在外日本人商工会議所」とある。その通りじゃないですかね。「会員数は、現在1,715社(2016年4月末現在)を数え、半世紀以上にわたり、日本・タイ両国間の経済発展に寄与するとともに、各種社会貢献活動を継続的に展開しています」と。

 今後もアジアのハブとしてのバンコクで日本の皆様の益々のご活躍を期待したいし(とっても重要なので)、私として一段と嬉しかったのは「いつも聞いています。もう10年以上.....」というこのポッドキャスト番組のファンがたくさんいらっしてくれたこと。そして存じ上げている方何人とも再会できたことかな。

 バンコクは今が一番暑い夏で、持ってくる必要のあるものも少ない。なので自分の著書を4冊ほどもってきて会議所の理事さん達に渡しましたから、会議所の中のライブラリーに加えて頂ければ幸甚です。えっとこれこれ各2です。

 それにしても以前職場が一緒だった若手には今回助けて貰ったな。いやね、「今回は完璧だ」と思って来たのですが、名刺を忘れた。講演会の後の交流夕食会には最初から出るつもりだったのですが....このままでは名刺がない....。

 「こちらが出せないのは気恥ずかしいな」と思ったら、たった数時間で当該日の夕刻までに100枚の私の名刺が出来上がった。若手が動いてくれたからです。感謝。簡易的なものでも、ないに比べれば100%の出来。良かった。彼等が紹介してくれたレストランも良かった。

 講演会に来て頂けた会員の皆様、またバンコクで生活されている方々にご幸運を。あ、会場で写真を撮られていた方。出来の良いのを何枚かデジタルで送って下さいね。

08:05
2017
04/28
Fri

朝と夕に国歌が.......

day by day

 (10:30)ルンピニー公園を歩いていたら8時ぴったりに時報が鳴 エラワンの祠り、音楽が始まると同時に公園中の人が起立した。くっちゃべっていた人々も、太極拳をやっていた人も。そしてランニングや散歩をしている人も立ち止まった。

 私もそうしましたよ。「これは何か国家でも演奏していて、人々は起立し、静止しなければならないのだろう」と思って。ちょうどトカゲとカメ(スッポン ?)のペアリングを撮影していたのですが。

 ホテルに帰って聞いたら、やはり「国歌です」と。午後の6時にも同じ儀式があって、公的場所にいる人は同様のスタンスを求められるらしい。それにしても、プミポン前国王の葬式が近いこともあって、バンコクには国王の肖像が溢れている。

どこにもプミポン国王が ルンピニー公園に行ったのはたまたまでした。バンコクの朝の顔を見ようと午前6時半にホテルを出て直ぐ右の道の反対側にエラワンの祠があるので、そこにちょっと寄って祈りを捧げ、そして「このまま歩いてみるか」と歩き始めた。その時の温度が28度。

 30分程歩いて、「ここはどこや」と思ってグーグル・マップを開いたらすぐ左側に「ルンピニー公園」の表記が。「ここここ」「見ていこう」と思って行ったのです。増えすぎてかなり減らしたとは聞いていた。しかしまだおるやろと思って。

本当に大きい大トカゲ バンコクの人はあまり関心がない いましたいました。でかい。体長は1メートルを優に超える。オオトカゲ、水トカゲ。正式名称は知りませんが、とにかくでかい。水の中を何匹も泳いでいる。人には悪さをしないと聞いていたので、かなり接近したが、すると逃げる。

 ははは、思わぬ形でバンコクで見たかったものが見れた。あとは王宮ですが、葬式接近でかなり混み合っているよう。どうしようかな。

12:54
2017
04/28
Fri

「ほほえみ」の範囲は狭い......

day by day

 (00:30)シンガポール以外の東南アジアの国に来ると、どこであろうと気づくのは「地域共通の特徴」です。それは空中でからみあい、今にも落ちてきそうな無数の電線。ベトナムでも、そして当地タイでも同じ事。

 空港に迎えに来てくれた方が話していた。つい最近までまだADSLが主流だったタイのネット。急に繋がらなくなったので日本のNTTに相当する会社の人に来て見て貰ったら、「切れている」と言ったらしい。

電線の塊の先に新国王の写真が では「どこで切れているか探して繋ぎ直すのか」と思ったら、「どこが切れていないのか分からない」と言って、新しい線を引いて帰ったというのです。つまり今まであった線はそのままに新しいネット用の回線をセットして帰った、というのです。そりゃ増える。

 電柱はコンクリート。四角い。それをまじまじと見ると二つの塊が。上が電気系で、下のしばしば重くたれている線の塊がネット系その他らしい。ここまで複雑なら「電柱撤去→電線の地中化」は難しいだろうと思ったら、「そういう話はある」と。しかし遅々として進まないらしい。そりゃそうだ。どれが使われていて、どれが既に死んでいるのか不明。

 それにしても、道路は凄まじい混雑・混乱です。大部分は乗用車・タクシーですが、その間をバイクが疾走する。我先にと。時には一方通行をバイクが勢いよく逆走してくる。毎日凄まじい数の交通事故らしいが、私も早速一つ見た。

 渋滞した車列の間を中学生くらいの男の子が反対側に渡ろうとした。しかし混んでいない反対車線に出てところでタクシーと激突した。「大惨事」と思ったら、中学生は起き上がって歩道に戻ってきた。タクシーの運転手は「大丈夫」と声を掛けていたが、それにしても日本であれが起きたら事故扱い。

タクシーとぶつかったあと自転車を直す少年 全く車が動かず、中学生が自転車をひっくり返してチェーン回りを直しているのを暫く見ていましたが、私が見た範囲では直っていなかった。タクシーは走り去ったので、あのあと中学生はどうしたんだろう。

 車、タクシー、そしてバイク、自転車。その間を警察の黒バイ、白バイが先導してくる車を見た。「何か王室関係ですか」と聞いたら、「そうかもしれないし、別の理由かも」と。それによるとこの国の警察はお金次第で「道路を警察が先導する」という挙行を行うらしい。びっくり。

 「道路が増えないのに、車は急増。そりゃ渋滞だらけですよね」とその方。なにやら高層ビルの下から6階までは「駐車場」と決まっているらしい。しかしそれでも車は街に溢れる。なので場合によっては歩いた方が車やタクシーを使うより速い。実際ホテルから会食の会場まではグーグル・マップで歩38分と出ましたが、迎えの車で移動したら40分かかった。

 夜出た「タイは相続税がない。だから金持ちはめっちゃ金持ちだが、その他は....」という話と、タイは「ほほえみの国」だが、その「ほほえみ」の許容範囲は「広くない。むしろ狭い」という話が面白かった。またこれは明日書きます。

04:29
2017
04/27
Thu

間違えられたが....でもちゃう

day by day

 (09:30)羽田空港の国際ターミナルでタクシーを降りる際。私の大きな荷物をトランクから降ろしていた運転手さんが突然振り向いて、「そうですよね、ゴールデン・ウィークですね」と。

 それは事実ですが、「そうですよね」という運転手さんの独り合点的納得が気になった。何か返事をしなければと思って、「そうね。でも俺は違うけどね....」と。「はい」だけでも良かったのですが....。「いかにも遊びに行く様子」と見られたのか。ははは。

 違います。バンコク行きの主目的は講演です。あまり多くはないが、海外もたまにある。バンコクは実は2年に一度くらいは寄ってます。ブータンとかミャンマーとかに行くときにはかなりの確率でバンコクが中継地になる。それだけハブの都市・空港だし、通信環境が良い。だから通信不良の国から乗り換えでバンコクに来るとほっとするのです。

 びょんびょんテザリングも出来るし、「back to normal」という気がする。もちろんせっかく珍しくバンコクに数日滞在するので、「その他」も検討中。とりあえず先日NHKがやっていた第498回「まるで恐竜! バンコクの街なかを歩き回る」トカゲだな。面白そうなので。政治状況はわからないだろうな。ちょっとした会話の節々くらい。

 バンコクにはかつて仕事を一緒にした会社の後輩達が結構数多い。今日は着いたら直ぐに宴会です。それにしても空港はめちゃ混んでいますよ。多分フライトも超満員。テルミなんちゃらの行き詰まりの一因は、「空き席不足で約束の席を用意できなくなったこと」らしい。

 テロがあろうがなかろうが、人々の海外渡航は大きな波で止まりそうもない。それにしてもバンコクは暑いだろうな。しばらく日本を離れます。

10:15
2017
04/26
Wed

およよ.....実に懐かしい

day by day

 (05:30)小林君が送ってきてくれた写真を見て、「およよ」と思いました。実に実に懐かしい。私が1978年に泊まった当時「Camino Real」(カミノ・レアル)という名前のホテルだったからです。

 「今はインターコンチが運営してReal InterContinentalと名前が変わってますが」ということらしいが、面影が残っている。場所は中米エルサルバドルの首都のサンサルバドル。

サンサルバドルで小林君撮影 なぜ鮮明に覚えているかというと、スペイン語が全く出来なかったのに1週間ほど滞在してインシンカという会社の法人社長が誘拐された"事件"を例外的に担当したこと。またホテル(まああの辺では高級)を出て直ぐ右サイドに、非常に貧しい人達が住む区域があって、その接近的コントラストが非常に鮮明だったからです。

 その点を「どうなっている?」と小林君に聞いたら「この駐車場の奥は確かにバラックのような住居が並んでますね。でも道を挟んだ反対側は大規模モールになっていて、みんなクルマで買い物に来てます。ある程度中産階級も育ってきたようです」と。当時はこんなに大きな道では無かった。ホテル前。発展しているなら良いことだ。

 「Camino Real」という名前も「レアル・マドリード」というチーム名を見ると時々思い出す。それは悲しい海外における邦人誘拐の始まりの頃。日本の企業が考えようによってはリスクのある海外に出始めた頃だからです。

 改めてネットで「インシンカ」を調べると、「INSINCA社=エルサルバドル政府出資の投資公社CORSAINと蝶理、岐セン、東レ、三井物産が出資し、66年に設立した半官半民の合繊繊維メーカー」とある。インシンカが「繊維」であることは覚えているが、その他の出資関係は忘れていた。

 その後エルサルバドルでは内戦が激化して、日本大使館は80~81年ごろから閉鎖。内戦が終結した92年まで12年間まで閉鎖が続いたと思った。資料には「この間、JETRO事務所と企業関係者・在留邦人はコスタリカなどに退去を余儀なくされ、多くの日本企業は投資や権益を失い、日本全体として多大な損失を被りました」と書いてある。

 でも改めて行けば様子が変わったのは分かるだろうな。行きたい気分。今でも記憶は鮮明です。それにしても、エルサルバドルは南北に長い米大陸の中で、私がもっとも南進した国・地域。次はそれより南に行かないと。

 明日から講演もあってバンコクですが、いつか機会を作ってエルサルバドル以南の南米に是非行きたい。行きたいところに行くだけでも多分一ヶ月が必要です。この時間がなかなか取れない。

06:28
2017
04/25
Tue

許せない事態の進行.....北朝鮮

day by day

 (16:30)例え北朝鮮が今日、または今月末まで核、ミサイルの実験を控えたとしても、何ら問題は解決しない。自らの思惑を達成するためには周辺国を脅してもかまわない、場合によっては攻撃するという政権が存続すること自体が問題で、その除去が無ければ、またはその意思の完全な放棄がなければ問題は残ったままだ。

 今日の午前中にある地方公共団体のHPに立ち寄った、「重要なお知らせ」というコーナーに

  1. 弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A
  2. 弾道ミサイルが落下する可能性がある場合にとるべき行動について
  3. 全国瞬時警報システム(J-ALERT=ジェイ・アラート)

 という掲示がある事に気がついた。恐らく全国津々浦々の公共団体のHPに同じような警告があり、それは例えばこういった政府のPDFにリンクしているのだと思う。こんな掲示を全国の地自体のHPに掲載させるような状態を招来していること自体が許せない。一部の書き込みではビルごと同様の対処をしているらしい。それは今の北朝鮮の体制と姿勢故だ。

 予想された核やICBMの実験をせずに今北朝鮮は何をしているのか。韓国のメディアの報道によると「東部・元山ウォンサン一帯で長距離砲などを投入した大規模な火力訓練を実施している」らしい。金正恩が訓練を視察、と。

 さすがに中国から警告されて石油を止められそうになり(既に抑制との報道も)、空母カールビンソンらのアメリカの攻撃群が接近し、ロシアも北朝鮮の核・ミサイルの実験に警告する中で、関係国を怒らせるような身動きが取れなくなったのだろう。本当はやりたかったのだろうが。

 報道によれば中国は北朝鮮の国境地帯に10万の軍隊を集め、またロシアも北朝鮮との国境に軍隊を移動させている、という。それは北朝鮮からの難民を押しとどめる役割が第一の目的だろう。何があっても自国の国境地帯は制御するという意思だ。

 劇的に変わったのは中国の対北朝鮮観だ。中国紙・環球時報は「北朝鮮の核、米国は中国にどれだけ頼らなければならないのか」と題する社説で、米国の北朝鮮に対する軍事行動に中国がどのように対応するのかに関する「限界線」を示している。

 同紙は「米国が北朝鮮の核施設に対し『外科手術的な攻撃』をするならば、外交的手段で抑制することになるが、軍事的介入は不必要だ」と指摘。これは北朝鮮が追加的な核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)による挑発を行った場合には、米国の先制攻撃を容認する姿勢を示したとの見方が強い。つまり限定的なアメリカの北朝鮮攻撃の容認という姿勢だ。中国の権益にかなう。

 しかし同紙は、「韓米両国の軍隊が38度線を超えて北朝鮮を侵略し、北朝鮮の政権を転覆させようとするならば、直ちに(中国は)軍事的介入を行う」とし、「武力手段を通じた北朝鮮の政権転覆や韓半島(朝鮮半島)統一の試みは絶対に受け入れられない」の立場を表明した。これは中国の珠来の姿勢だ。

 アメリカ軍が38度線を越えて中国と直接向かい合うか、または中国の「緩衝地帯」である北朝鮮全体を占領しようとする場合にのみ軍事行動を取ると表明した格好だ。この辺は習近平がトランプと何回も電話会談するなかで伝えているのだろう。

 ということは、中国はアメリカによる北朝鮮攻撃を条件付きで容認している、と言える。同紙が人民日報系の中国政府中枢と近いことを考えれば、「それは中国政府の意思」とも受け取れる。ロシアも北朝鮮の核とミサイルには反対だ。中国ほどではないが。外務省の高官がきちんとした記者会見でロシアの立場を表明した。

 問題は「時間の経過」が日本、韓国、それにアメリカにとって許せない事態を招く、ということだ。その間に北朝鮮の核・ミサイルを使った攻撃能力は向上する。北朝鮮は核とミサイルを放棄する意思はないのだから、時間の経過は彼等にとって「能力向上に費やせる時間の増加」を意味する。それは日本やアメリカにとってのリスク増大を意味する。

 将来脅されることが分かっていてそれを見過ごすことは出来ない。それは日本もアメリカも思っていることでしょう。場合によっては中国も、そしてロシアもそう思っているかも知れない。なにせ金正恩は理性と常識からは外れた人間だ。自分の体制維持しか興味が無い。極めて危険だ。

 だから周辺国がやらねばならないことは明確だ。体制の除去だ。問題はどうやってどの時期にだ。当面は核とミサイルの実験をやらせないということが重要だが、もっと重要な問題は北朝鮮の今の体制を認めない、それを存在しない状態にするということだと思う。

16:29
2017
04/25
Tue

杜のテラス.....明治神宮

day by day

 (12:30)人間は結局、見る気になって見ないと見えていないんだな........と思いました。

 今朝です。久しぶりに明治神宮の朝の空気を吸いに行って表参道口から入り、表参道口から出た。いつもは表参道口から入って北参道から出るのですが、あまりにも森の空気が綺麗で気持ち良いのでしばらく森の中を歩いて表参道口に戻った。

表参道口の左側 そしたら視線の先に「杜のテラス」という建物が目に付いた。「あれ、いつできたんだろう」と。その場所で何か建設しているのは知っていた。しかし建物はしっかり見たことがない。

 オープンの準備をしていた女性がいたので聞いたら、「1月4日です」と。「えっ」てなものです。だって毎月3~4回は朝の明治神宮には来ている。しかしこれまではっきりとは気がつかなかった。

 明治神宮にお参り散歩するときは、ほぼ確実に表参道口から入る。しかし考えたら入り口の守衛さんと挨拶するために目線は大鳥居からさらに右を向いている。なのでしっかり左側は目線に入っていなかったのではないか。

 表参道口からの帰りは違います。しっかり正面に「杜のテラス」が視線に入る。「角度によってこれほど見えるものが違うとは」と自分でもびっくり。せっかくなので開くのを待ってちょっとテラスで一休み。

 テラスという名前なので、外の席から神社の朝を見学。カプチーノを飲みながら。大鳥居に対して観光客がどういう行動に出るか全部見える。大部分の観光客グループは大鳥居の前で写真を撮る。入れ替わり立ち替わり。そうでなければセルフィーで。

 撮らない人種は個人で来る近所の日本人です。そこに鳥居のあるのは当たり前ですから。このテラス、オープンは一年を通じて午前9時。クローズは季節によって変わる明治神宮の閉門の30分前。

見事な仕事ぶりです 線状に集めて、寄せて山を作り、そして神宮の森に返す せっかくだったので「とうふ豚まん」も美味しそうなので頂きました。朝一が理由なのか、外は熱くて中が冷たい。でも美味しかった。カプチーノもまあまあ。でもね、ほとんどの人は入ってくるなり目線は大鳥居に。

 朝なのであまりテラスで一休みという人は少なかった。神社では先日靖国神社が休憩所を正面右の奥に作った。ちょっと東京の神社では休憩場作りがブームなのか。もっともお伊勢さんには立派な休憩場が神社内にいくつかあるし、「おかげ横丁」は街全体がでっかいお伊勢さんの休憩所のようなものです。

14:16
2017
04/24
Mon

叔母と甥の欧州政治 ?

day by day

 (09:30)「叔母と甥の欧州政治か........」と一瞬思いました。だってマクロンは39才。メルケルは63才。24の年齢差だから「叔母と甥」の関係は十分成り立つ。

 むろん時期尚早の発想ですよ。エマニュエル・マクロンがフランスの大統領選挙一次投票に勝ち残っただけ。相手はマリーヌ・ルペン。しかしこの記事が正しいと仮定すれば、マクロンが決戦投票でも勝つ。さっき見たフランスのテレビでは、一次投票後に世論調査が二人の候補に対する投票行動を聞いたら、「マクロン62%ー38%ルペン」だったそうな。あまり事前と事後で変わっていない。

 むろん選挙は水物。5月3日にある二人によるテレビ討論など、情勢を大きく動かす事柄があるかも知れない。ただし敗北を認めたフィヨン候補と社会党の候補だったアモン氏は、敗戦の弁の中で決戦投票ではマクロン候補を支持するよう支持者に訴えた。

 備忘のために書いておくと、開票率96%の段階で各候補の得票率は

 マクロン   23.9
 ルペン    21.4
 フィヨン   19.9
 メランション 19.6
 アモン     6.3
 いずれにせよ、これまでフランスの政界を担ってきた社会党と共和党の候補は決戦投票には残らなかった。イギリスやフランスのテレビが「驚き」と表現しているのはこの点だが、これは世界的な現象でしょう。既得政治組織への不満。

 なにせ議院内閣制ではなく「国民の直接選挙」ですから、今回の仏選挙のように「マクロンが突然大統領に一番近くなる」ということが起きる。日本はトップに到達する前に2段階あるから、こうはいかない。

 もっとも日本でもある意味政党離れは現象として見られる。民進党や社会党の不振がそれを示している。でも驚きは「フランスの大統領選挙では世論調査結果がほぼ当たった」ということか。

 私にとっての今回の選挙での全体的な驚きは、スキャンダルまみれのフィヨンが頑張ったこと。メランションが言われたほどブームには乗っていなかったこと。社会党のアモンがなすすべもなく、予想通り負けたことかな。

 それにしてもマクロンが勝利宣言の際の記者会見で、選挙戦の最中には見せなかった「ちょっと不安そうな顔」を見せたことが面白いと思いました。トランプの当選直後にちょっと似て。彼は39才。奥さんは20才以上歳が上。かつての彼自身の学校の先生だそうだ。当選直後なので、「改めて思うと大統領職は重い」と考えているのかも知れない。

 多分彼は叔母ほどの年齢差のメルケルさんにいろいろ教えて貰わねばならないでしょう。あ、今気がついたが彼の奥さんはメルケル世代。じゃ上の人に何か教わるのは慣れているのかも.......

10:32
2017
04/23
Sun

平壌で給油できなくなった

day by day

(23:30)あ、もう二つくらい面白いニュースがあったな。今日は。

 日経ヴェリタス。週に一度しか来ない金融に特化した新聞ですが、そのプロゴスフィア(Progosphere)のコーナーに「平壌で給油できなくなった」という見出しを発見。副見出しは「北朝鮮向け原油、中国すでに禁輸との見方も」とある。

 口先だけ益々尖ってきている北朝鮮。その内実を知れる記事だと思って読んだのですが、その最後の方でした。「(中国による北朝鮮への)石油禁輸論が浮上する中、20日に話題になったのが環球時報の北朝鮮駐在記者が伝えた....」で始まる部分。

 「北朝鮮の首都平壌の大使館街にある給油所でガソリンの給油が出来なくなった」との独自ニュース....という部分が一番重要な文章。同紙記者が給油に訪れたとき、「ガソリンがない」として給油を断られた、と書いてある。記事にはガソリン価格の値上がり観測も記載されている、という。

 当然ながら戦争にはガソリンが絶対的に重要だ。車輌や航空機を動かすためにはガソリンが先ず必要だからだ。仮にこの記事に書かれていることが「北朝鮮全体で起きていること」だとしたら、それは北朝鮮で石油が枯渇したか、それとも備蓄で他の用途に回せなくなったかのどちらかを意味する。

 この環球時報の記事ではどちらなのか何とも推測できないが、「大使館街で給油できない」とは深刻でしょう。そんな情報は海外に直ぐ伝わってしまうことが明らかであるのに、店員(?)が「ガソリンがない」と言っている訳だから。

 もう一つはBBCのサイトにあった。北朝鮮がオーストラリアへの核攻撃を警告した、というニュース。「もしオーストラリアがアメリカの同盟国であり続けるなら、オーストラリアも核攻撃の対象だ」と北朝鮮が警告した、というのです。

 ペンスが日本を出た後オーストラリアに立ち寄って色々話をしたのが気にくわなかったのでしょう。全方位で「攻撃する」と脅し始めた。「オーストラリアがアメリカの同盟国であり続けるなら」と。徐々に北朝鮮の興奮度は高まっている。

 同様に、北朝鮮は名指しではないが中国への警告も強めている。多分今年中の石炭(北朝鮮からの)輸入を禁止し、もしかしたら石油の輸出も抑制している中国への警告でしょう。安易に他国の制裁措置に同調する国は「北朝鮮の敵である」的な警告だそうな。

 「周辺国が我々を公に脅している」「破局的な結果も覚悟すべきだ」と北朝鮮の国営メディア。こんな警告を突き付けられたら、中国もまた「戦略的忍耐の尾を切らす」かもしれない。ま、アメリカ軍が北朝鮮を攻撃したとき、中国がどう出るかは読めませんがね。

23:57

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