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2011
11/08
Tue

2011年11月08日(火曜日) テレビが安いわけ

day by day

(08:35)しかしふっと考えたら、どえらいことですね。スマートフォンを含めてケイタイの方が、30インチや40インチの薄型テレビより高い。逆に言えば、テレビの方が安い。なぜ? それは詰め込まれた機能がケイタイの方が多いから? 参加型メディアで人々の欲しい欲求が強いから? ではテレビにはそういう機能は盛り込めないの?

今や薄型テレビは1インチが1000円です。ということは、40インチの薄型テレビは4万円ということで、先日家電量販店に行ったらやはりその近辺だった。ついこの間まで1インチ10000円だった。つまり40万した。

ケイタイは私の記憶では、値段が上がっている。直近のiphone はワンショットで支払おうとしたら64ギガで通話のコース次第だが7万円近くする。以前のケイタイはもっと気軽に買える機械だった。今は全く違う。なぜそうなのか。

ケイタイがテレビに比べて圧倒的に優位なのは、間違いなく「携帯性」です。つまり持ち運びが可能ということ。綺麗だからと言って、40インチの薄型テレビを持ち運ぶ人はいない。小っちゃいスクリーンだが、今のケイタイはテレビ、テレビもどき(u-tubeなど)を見ることが出来る。私はiphoneでMLBを時々見る。

次には「多機能」だと思う。ケイタイは考えたら、何にでもなる、テレビは既に書いたが、ラジオにも、PCにも、電話・テレビ電話にもGPSにも。カメラにもビデオにも。クラウドに繋げば、巨大なデータ倉庫も手元にあるようなものだ。その中に、一生書き続けても、一生撮り続けても満杯にならないファイルのストレージスペースがある。スキャナーにもなる。

テレビには何があるか。綺麗な画面。しかし、CDが出来ても未だに雑音のするLPを聞いている人がいると同じように、最後は画面が綺麗かどうかは絶対条件ではない。それより中味だ、という人は多い。私もその口だ。

機能が多ければ「石」、コモディティと呼ばれることを少なくとも暫くは回避できる。しかも今のケイタイは非常に拡張性が高い。APPが良い例だ。対してテレビには殆ど拡張性がない。ということは、大きな薄型テレビだがケイタイより安なるのは自然か ?

多分自然だろう。必要な材料は薄型テレビの方が多いかもしれないが、それは誰が作っても同じ面がある。それが”コモディティ化”ということだ。多分ケイタイも機能が落ちてくればコモディティ化の波に飲み込まれる。

任天堂のゲーム機の売れ行きが良くないのも、限定機能だからだろう。人はそのキャパからいくつものガジェットを持つことには限界がある。やはり一つの小さなマシンにいろいろ入っていた方が良い。

最後はケイタイが「参加型」ということだ。ケイタイで何をしている時間が長いかと言えば、やはりSNSだ。その為に写真を撮ったり送ったり。何が起きているかを見るにはツイッターの「all friends」が適している。テレビではSNSはやりにくい。

「携帯性」「多機能」そして「参加型」。ま、新製品を作るときにも、これからどういう人材になる必要があるのかを考える上でも、ちょっと参考になる。

08:21
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