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2013
07/23
Tue

2013年07月23日(火曜日) 大都市の投票率は高かった

day by day

 (00:37)今年の参議院選挙を数字から総括しようといろいろな統計に目を通しているのですが、気付くことが多い。

 まず県別の投票率を見ていて、案外大都市の投票率が高いことに気がつく。予想と違った。東京は激戦になったこともあったかもしれないが、投票率53.51%で全国平均の52.61%をかなり上回った。大阪も52.72で全国平均を上回り、愛知も全国平均を上回るの52.65%。

 対して投票率の低かったのは、青森(46.25%)でこれが全国最低。さっと見たところ47%台の投票率の都道府県がないので、これがダントツに低い。48%台で岡山(48.88%)が出てきて、あと49%台は茨城、栃木、千葉、広島、徳島、愛媛、高地、福岡、宮崎などとなっている。ということは、地区としては北関東と中国、四国、九州の投票率が低い。

 面白いのは、全国で一番投票率が高いのは島根県の60.89%だが、次が山形県の60.76%であること。60%台の投票率は全国でこの2県しかない。青森が46.25%で全国最低だが、その近くの山形県は全国最高の投票率に限りなく近い。同じ東北地方でなぜこの違いが出たのか。

 全般に東北地方は投票率が高い。岩手も57.53%あり、秋田も56.19%ある。そういう意味では、青森の投票率の低さは突出している。事情はよく知りません。無風で面白くなかったのかも知れない。選管の努力不足。それとも高齢化。

 選挙区と比例で投票率が0.01%ずれている都道府県がいくつかある。東京もそう。選挙区の53.51%に対して、比例は53.50%。選挙区だけを投票した人が若干いた、ということでしょう。0.01%の差でその逆もある。全国平均では選挙区と比例は52.61%で揃っている。

 比例での政党別の得票と率(政党名 個人名)も興味深い統計だ。記事によれば、みんな(8.93%)も維新(11.93%)も前回の衆議院選挙の時よりも得票を大きく減らしている。維新などほぼ半分だ。議席は伸ばしたが、両党の幹部の顔色がすぐれないのはここに原因がある。政党としての支持を落としたと言うこと。

 凋落が激しいのは民主党。同党は前回の参議院選挙では比例で16の議席を取った。今回は7。これを見ても得票が半減以上していることが分かる。衝撃的なのは、得票総数が713万票で、これは公明党(自民の次ぐ)の759万票を大きく下回る。

 政党名か個人名かの統計も面白い。公明党が圧倒的に個人を売り込んでいる(55.95%)。大きな政党では続いては民主党(32.33%)で、これは自民党の23.72%を大きく上回る。個人はある程度売れたが、民主党は政党を売れなかった、と読める。信任の問題でしょう。個人をもっとも売れていないのは共産党の9.82%。「政党名だけ書けば良い」という人が多かったとも受け取れる。

 比例の全体の得票率を見ても、「ガリバーと子ども達」の世界。これじゃいけないでしょう。先日も書きましたが、「弱すぎる野党」が日本が抱える新たな問題となった。

 今の日本の野党は窮鼠となったところが多い。社民党の福島さんも留任のようですが、同党の又市幹事長は、「拙速に党首が辞めるという余裕は、我が党にはない」と。民主党も維新もこれなんでしょうね。だとしたら、再生は相当先 ?

 備忘のためにリンクを残しておきます。後々見られるので。
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 県別投票率 青森が低く、山形が高い ?
 民主、過去最低13.4% 比例得票 維新、前回より大幅減
 与党圧勝 ねじれ解消 参院選、自民65大幅増

02:01
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