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2013
11/01
Fri

たのしみ楽しみ

day by day
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 (09:25)私はこう思うんですよ。「今年最高の日本シリーズの終わり方」。

 土曜日の試合(第六戦)はマー君が出てきても打たれて5-2で巨人が勝つ。巨人打線が意地を示す。しかし日曜日の試合(第七戦)では楽天が踏ん張って1点差くらいで終盤を迎え、そこで抑えにマー君が登場。巨人打線を抑えて、楽天優勝........

 ははは、どうですか。一試合引き分けて、第八戦があるというのもありかな。最高でしょ。大方の予想通りこのままマー君が第六戦で勝ってしまったら面白くない。加えてこのままマー君が勝ち続けてアメリカの野球に行くのは癪じゃないですか。だってそのマー君がアメリカであまり通用しなかったら(とけ込みの問題や英語の問題もあって)、「日本の野球のレベルは....」という事になる。そうなったら"癪"。

 以上は私の勝手な"望ましい予定"で、そのままになるとは限らない。しかし5戦戦って24安打の巨人ですからね。まだヒットもろくに打てていない選手が数人。楽天には「この選手は活躍していない」という印象がする選手がいなくなったのに比べて大違いです。だから、第六戦で決まる可能性は8割ほどある。

 それにしても、スポーツ全体で言えるんでしょうが、結局は

 「勝つという意思」

 「勝ちたいという気持ち」

 なんでしょうね。同じプロの土俵ですから。ワールド・シリーズを勝ったファレル監督が「なぜ勝てたのか」と監督記者会見で聞かれて、「will to win」と答えていた。昨日もドームの試合を見ていて、「楽天の選手には勝ちたい気持ちがもろ出ている」と思いました。

 2011年のシーズン開始前に東北の人たちに誓った「勝ちます、日本一になります」という約束の未達成。遅れている。リーグのお荷物と言われた創立以来の過去。全国ベースでは名前も知られていな選手の集団。彼等は全国区になりたがっている。

 マー君だけは例外ですが。正直、私も「銀次」なんてつい最近まで詳しくは知らなかった。スポーツ・ニュースを見て「変な名前の選手がいる」くらいしか。彼等は見ていて、「勝ちたいんだな」と分かる。岡島もいい。嶋のあの泣きそうな顔。

 ボストンにも「勝ちたい理由」があった。去年の屈辱的な地区最下位。そしてボストン・マラソンでの爆破テロ。プライドの高いボストンの選手には「今年は」という気持ちがあったはず。今年も事前予想は低かった。アメリカの新聞記事を読んでいると、「前年のビリからワールド・シリーズに勝った」チームは過去1度しかなかったそうな。

 巨人の選手に「勝つ意思」への誘因があるとしたら「連覇」なんでしょう。監督がそう言っている。それは素晴らしい。しかし「東北の人たちへの感謝」に比べれば、やはり弱い。無論巨人には力が潜在的にはあるから、それは発揮されるかも知れないし、第六戦はぜひ頑張って欲しい。しかしエンディングは「楽天優勝」がいいな。個人的には。

 メリットは多い。「日本の球団層が厚くなる」ことが一つ。広島の頑張りもそう。そういう意味では、DeNAは来年はもうちょっと頑張る必要がある。芽はあると思う。パリーグはいつの年でも接近していておもしろ。アメリカが終わっちゃったから、土曜日は楽しみだな。どうなるか。

 ダルビッシュが実感を込めて言っていたな。「(楽天は)強くなりましたね」「それにしても土曜日の試合は面白くなりました。マサヒロが無傷で優勝に行くか、ジャイアンツが彼を打つか....」と。その通り。

09:38
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