日々のライブな情報ページ

2015
03/04
Wed

狸が...お堀の石垣に

day by day
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(18:25)今日は笑ったり、驚いたり。なにせ皇居の大手町サイドの石垣から狸が顔を出しているのを発見。あるツアーの最中に。

向こう向きで顔をだした狸 2015年03月04日午前11時半頃 実は今日は朝からこのツアー(ウェアラブル眼鏡でリアル体感!江戸城天守閣と日本橋 復元3Dツアー)に参加したのです。そのツアーの事は後で書くとして、江戸城東御苑でのツアーを終えて「さて昼食」という時に大手門を出ようとしたら、とっても目ざとい女性親子の参加者の娘さんの方が、「あそこに狸がいる」と叫んだのです。

騒いだらこちらを向きました 江戸城から大手門入り口を見てやや左手、物産や日経のビルがある方向です。実は今朝私はその上をランニングで通過している。カラスや白鳥、そしてたまにはネズミには遭遇するが、「狸」にお目にかかったことはない。先日大平台では一匹見つけましたが、なにせ都心の、しかもど真ん中ですから。

 半分「ウソ!」と思いながら見たら、確かに。それが最初の写真です。顔が向こう(竹橋方向)を向いているので、ちょっと見えずらい。そのうちこちらで騒いでいたらこっちを向いた。それが右の二枚目の写真です。顔の丸さ、目の周りの縁取り。明らかに狸です。別に隠れるわけでもない。

 そして三枚目は、私が上から近づいてお堀の傾斜に沿って身を乗り出して撮った写真。頭が穴から出ているのが写っている。ちょっとテンション上がりました。皇居のお堀の石垣の中で狸が生息している。その上を我々はランニングしている訳ですから。

上から見るとはっきり頭が出ている もちろん皇居は広大で、直ぐ近くの二の丸公園には昭和天皇のご提案で武蔵野の雑木林も移植されている。だから考えれば「狸」くらい居ても良い。しかし逆のサイドの大手町側の石垣の中ですからね。抜け道でもあるんでしょうかね。お堀の下に。それとも夜の間に大手門を行き来している ? 結構良い写真が撮れたと満足しました。

  三枚目の写真で分かるのですが、要するに狸は「鯉に与えられた餌」を欲しそうにしていたのです。私は知らなかったのですが、歩道の手すりに吊して鯉に餌をやっているんですね。上からの写真で良く分かる。それを狸は欲しがっていたのです。でも水の中に飛び込む様子はなかった。ちょっと遠慮がち ? だった。

 肝心のARツアーもまずまず面白かった。右下のような怪しい眼鏡を掛けて(私もかけました)、ツアーコンダクターの手元のiPad型のタブレットからブルーツース電波を通じて発せられるAR(拡張現実)映像を黒めがねを通じて見る、というもの。それによって今はない江戸城の天守台の上にどのような天守閣があったのかなどを見る。

 NPOのガイドさんの方もお二人お見えになって、AR映像あり、リアルなガイド説明ありで、面白かった。江戸城というのは本当に何回も焼けているんですね。なんだか城がらみの火事で67回とか言っていたな。むろん、規模の小さいのを含めて。

知らない人は怪しんでいました 初めて知ったのですが、家康が作った天守閣は今よりちょっと南側、大奥側にあったらしい。そして今の天守台を作ったのは加賀の前田家ですが、「もう江戸は平和な時代に入ったのだから天守閣など作るな。人口が増える江戸の町の整備にお金を....」と主張したのが保科正之だったと。消防科学総合センターのサイトに経緯が書かれている。保科さんというのは偉かったんですね。

 移動して着いたのが日本橋。橋の上です。そこでまた例の眼鏡をかけた。ちょっと嗜好が違って、今度は映像の中に出てくる「i」の時をじっと見つめる。そうするとブルーが白になって、そこから絵が動き出して説明が始まるのです。日本橋の上に罪人を処刑した場所があったとか、もの売りがこんな感じてモノを売っていたとか。これは面白かった。河岸の話も。

 ARツアーの最後は、「熈代勝覧」をじっくり見ながら当時の日本橋を想像する....というエンディング(スカイツリーに行ったグループもあった)。何回か見たことがある絵巻(複製)ですが、そうだそうだ、本物はドイツにあったんだ。片割れが見つかっていない。

 AR映像を見ながら、「タイムマシンで本当に行けたら面白いのに」と思いました。このツアー、今日にちょっと空きがあっただけで、残り3月はずっと一杯だと。しかし興味ある人は問い合わせることを進めます。また狸も顔を出してくれるかも.....。

19:32
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