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2016
06/29
Wed

白神社と赤神社

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 (10:25)今朝ですが、毎度の明治神宮に立ち寄りながら、「日本には白神社と赤神社があるんだ」と思うに至りました。今まであまり考えたことがなかったので、自分では勝手に「面白い」と。

空が暗かったせいか白が目立った明治神宮 というのは、今朝の明治神宮は「白」がとっても目立った。多分雨模様で空が暗かったせいです。写真の通りです。この白は木の切り口に対する防腐の役割も果たしているらしい(守衛さんに聞きました)のですが、色彩感覚としても綺麗です。明治神宮はとっても「白」が目立つ神社です。綺麗に並んで。灯籠にも施してある。

 そこから思いついたのは、「そう言えば明治神宮には"朱"がないな」という点。今更ながらですが、明治神宮の朱に近い色は宝物館の屋根ぐらい。しかし普通の神社に使われている朱の鮮やかさではない。

 神社の中にはもっぱら朱がウリになっている神社も多い。魔除けの色です。平安神宮もそうだし、伏見稲荷大社を初めとする全国のお稲荷さんは基調赤です。考えてみると、京都の神社には「朱」が多い。そこで、この神社の色の違いはなぜ生じているのかをちょっと調べても面白いかも、と思ったのです。

 神社の場合、「朱」は「朱」ですが、「白」の範囲は広い。「木材を使用した鳥居で、かつ木の皮をはいだ鳥居の色」も「白」と分類するらしい。本殿もそうでしょう。ということは、私がその印象を強く持った白の明治神宮は、全体的には「白の神社」と言えるし、その論法で言うと出雲大社も、そして伊勢神宮も「白の神社」と言える。鳥居も本殿も朱がない。そういう意味では靖国神社も、諏訪大社もそうです。

 対して目立つという意味では、先ほど書いたように京都や関西を中心に「朱」を前面に押し出した神社が思い浮かぶ。お稲荷さんは全国にもある。赤が記憶に残る神社の特徴は、鳥居から本殿まで赤で目立つことかな。平安神宮とか。

 一方で、鳥居は白で本殿だけが朱色に近いものがある。例えば青山の熊野神社。鳥居は白で、本殿は朱。熊野本宮大社はどうなんだろう。行ったことはあるが、思い出せない。いずれにせよ、いろいろな組み合わせがある。

 調べたら、名前に「赤白」の二文字が入っている神社があった。白赤稲荷神社で、読み方は「はくせき」というらしい。名前の由来は知りませんし、行ったこともないのですが、住所は「横須賀市安浦町2丁目12番地」とある。名前だけでちょっとおめでたい印象もする。

 赤神社と白神社のどちらが古いかなどは調べてないので知りません。多分「白神社」が古い。なぜなら「赤神社」ほどに赤の色を揃えるのはなかなか太古の昔では難しかったのではないか、と勝手に思う。時の流れの中で赤にした、それとも赤の入手が可能になったあとで最初から、とも思える。人々を驚かすため ?

 現段階では勝手な想像です。調べないと。同じように「神社」といっても、日本は多様です。これも行ったことはないが、京都には野宮神社という鳥居が黒い神社があるそうな。行ってみたい気もする。

12:04
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