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2016
07/18
Mon

いろいろあるな....どうなるのか

day by day
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 (05:25)ははは、何があろうと時は進む。評価的に前にか、後にかはその人の判断でしょうが。でも多分前に。

 今日が米共和党の全国大会(クリーブランド)の始まりで、来週は民主党の全国大会(フォラデルフィア)。共和党で最後まであった「トランプ排除」の動きは失敗したようで、予定では大統領候補にドナルド・トランプ、副題党候補にマイク・ペンス両氏が決まる。

 共和党のそれがどんな大会になるのか。歴代の共和党出身の大統領、副大統領の大部分が欠席、去年から今年にかけてトランプと戦ったほとんどの候補が欠席。結果、非常に珍しい人達(モデル、お笑い芸人なども)が壇上に上がってクリント攻撃を展開するらしい。親トランプと反トランプの混乱が起きないか心配。

 ヒラリー・クリントン氏はどうやら「盛り上げ」の為に21日以降の民主党大会の接近を待って副大統領候補を決めるらしい。トランプが盛んにポカ....なんとかという憚られる単語を使っていたウォーカー女史はないらしい。つまり「男と男」(共和党)対「女と女」(民主党)の対立構図はなくなったようだ。

 支持率は直近ではどうなっているのか。ニューヨーク・タイムズの調査で「拮抗。一部激戦州でトランプ有位」と伝えられたが、この週末の調査を見ると「Hillary Clinton Maintains 5-Point Lead Over Donald Trump」(WSJとNBC)となっている。この調査では「依然として5ポイントのクリントンリードが続いている」と。FBIの判断の前も後もクリントンの5ポイントリードらしい。

 ワシントン・ポストとABCでは「Clinton holds narrow lead over Trump on eve of conventions」と。どのくらいnarrow かというと「Clinton leading Trump by 47-43 percent among registered voters」。つまり4ポイント。誤差のうちでしょう。しかしトランプのチケットが「白・保守ー白・保守」になったことも有るのでしょうが、ヒスパニックの僅か14%がこのチケット支持。女性も離れているとなれば、このチケットが勝つのは容易ではない。

 イギリスでは Brexitの担当相になったDavid Davis(覚え安い名前や)が、「早ければ今年中、遅くとも来年初めまでには「離脱を通告」と述べているようです。強硬な離脱論者らしいが、メイ首相の「時間をかけて」とちょっとニュアンスが違う。でも大枠は見えてきた。

 彼はこの記事ではかなり微妙な表現を使いながら離脱を語っている。サンとのインタビューらしい。例えば「David Davis called for a "brisk but measured" approach, with a likely exit from the EU around December 2018.He said the "first order of business" should be to strike trade deals with non EU countries.」

 ここで一番重要なのは、イギリスは2018年の12月頃にEUから離脱するという具体的な時期を示している点。「へえ、そうなんだ」と。ま年内に離脱通告・交渉開始となれば、期限は一応2年なので実際にそうなる。どうかな。

 でもこの文章には「Meanwhile his predecessor, Oliver Letwin, warned the UK had no trade negotiators to lead its exit talks.」という文章もある。外相のジョンソンがEUサイトから「嘘つき政治家」と言われているから、そりゃなかなか難しい。

 一方でスコットランドのスタージョン(行政府首相)は、「早ければ来年にももう一度"国民投票を"」と語ったそうな。そりゃそうだ。スコットランドの前回の投票によるイギリス連合王国残留は、同国のEU残留が前提だったから、イギリスがEU離脱なら、「私たちはEUに残る」と彼女が主張することは出来る。もっともメイ・イギリス首相は、「スコットランドの住民は2014年に明確な意思を示した」と拒否の姿勢。

 えっと、その先は来年3月にオランダの議会選挙があって、同年5月にはフランスの大統領選挙がある。オランダではウィルダース党首率いる極右・自由党がどのくらい伸びるか。ニースでも大きなテロが起きて、それはチュニジア系の仕業と報じられている。ドイツの総選挙は9月だったかな。今はメルケル不支持が多い。

 フランスの大統領選挙ではオランドは出ないだろうな。あの支持率では。閣僚の中からもう「来年の大統領選挙に向けた動きをする輩」が出て、フランス国内は政治的にもちょっとガサガサ。サルコジなんて懐かしい名前が出てくるでしょうが、焦点はルペンかな。

 ま遠心力が働けば、求心力も働く。それにしても、トルコの非主流派軍部はクーデターを試みたが、かなりの犠牲者を出しながらエルドアンに押さえ込まれた。これで彼が抑圧的支配を強めれば、彼の統治は長続きしないと思う。逮捕者は6000人に及んでいるらしい。

 イスタンブールは世界でも好きな都市の一つ。ガラタ橋の釣り人やボスポラス海峡を行き交う船を見ていて見飽きない。何千年も前から、誰が来て誰が去ったのか、主要な人の動静は全て記録されていると聞いた。凄い都市で、あれはあのまま残って欲しい。

 そんで、実に直近の予定で申し訳ないが、今日の私のスケジュールは富士山登山です。ははは。ま、のんびり登ってきます。

05:27
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