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2016
07/27
Wed

破られつつある「ガラスの天井」

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 (16:35)アメリカのテレビを見ていると、「ヒラリーが党の正式候補になったこと自体がヒストリック」と繰り返し繰り返し。ずっと前からヒラリーが民主党の候補になることは分かっていたが故に、「結構強調するな」と思ったのですが、よく考えれば確かに彼女の党の正式候補承認自体がヒストリックだと言われれば、その通りだと思う。

 過去にアメリカの二つの政党の大統領候補に女性がなったことは一回もない。副大統領候補は何人もいましたが。そういう意味では確かに彼女が党の候補になったこと自体が「ヒストリック」です。アメリカのメディアが騒ぐのには理由がある。

 ヒラリー自体がよく言う「ガラス天井」。候補に正式になったことで既にかなりぶち破られたと言える。しかし最後の天井は「トランプを破って大統領になれるのか」にある。彼を打ち破って初めて「最後の天井」は破られたと言える。

 そうなる可能性は高いように見える。最後の最後に民主党執行部のえこひいきを指し示すメールが明らかになって「民主党よ、お前もか」という混乱ぶり。しかしサンダースを支持する声が強まったが、サンダース自身が事態の沈静化に努めたのは立派だと思う。

   アメリカで女性の投票権が認められたのは96年前だそうだ。つまり党の正式候補に女性が選ばれるのに約100年、一世紀かかったことになる。そういう意味ではヒラリーは「その存在自体が革新」だと言える面がある。

 テレビがそういう角度で写すからかも知れないが、民主党大会では結構数多くの女性の顔が潤んでいる。彼女らにとっては「女性が大統領候補になった」こと自体が自分の問題としてもおおきいんだな、と思う。

16:56
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