日々のライブな情報ページ

2016
08/18
Thu

日本はちゃんと壁を越えた

day by day
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 (21:09)卓球について言うと、「日本はちゃんと一つの壁を越えた」というのが私の意見です。特に男子は。

 「中国には負けたじゃないか」という人がいるかも知れない。その通り。しかし日本の卓球には実は壁が二つあった、というのが私の意見です。それは中国に加えてドイツです。

 今日は午後からフジテレビの番組だったのですが、そこに出てきた坂本さんという元オリンピック選手は「水谷君と一緒にドイツに留学していた」と述べていた。つまりドイツは日本の先生役だったのです。実際に過去を思い出すとドイツは強かった。

 そのドイツに男子は完全に勝った。私が知っている限りではドイツのマスコミは「卓球で日本に負けた」「世代交代に失敗した」と大騒ぎ。つまりドイツは日本との対戦までは「日本に負けるわけがない。中国はしょうがないにしても」と思っていたということです。彼等にとって意外だったから騒いでいる。

 女子は確かにドイツに負けた。しかし私の記憶ではメンバーには中国出身の選手が混ざっていた。「どこでドイツのチームと言えるのだ」と思った記憶がある。ドイツの女子卓球は人材輸入でやっと勝っている。

 「まだ中国という壁がある」というのは確かです。しかし岩盤のような中国の壁は他の種目では徐々に崩れている。体操では中国は確か金メダルなし。中国の国内の世論は、


 「あれだけ予算を使ったのになんだ」
 「皆遊びに行ったのか」
 「金メダルの獲得数でイギリスに負けているではないか.......」

 と大騒ぎ。国全体で見ると中国は明らかにダウンワードです。韓国もそう。卓球でも日本の男子は「中国という壁」を既に突き崩しつつある。水谷が勝った相手は、水谷が今まで一度も勝ってなかった。

 中国は今年のドイツと同じように世代交代の必要性に迫られている。四年後の事です。日本も水谷はちょっと上だが、あとの二人やその下の連中には良い選手が揃っている。日本が「ドイツの壁」に続いて「中国の壁」を越える日もそう遠くない、とも思う。そのためには丹羽君と吉村君にもうちょっと伸びてもらって..........。

22:01
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