日々のライブな情報ページ

2016
08/20
Sat

「今」を頑張った選手達に...拍手

day by day
EOF; } ?>

 (06:09)あらら、覆ったんだ。夜中にちょっと見たら「荒井選手、3位でゴール到達も失格」と出ていたので、「どうしたんだろう」と。背景を調べずにまた寝て起きたら、「競歩・荒井、銅メダル確定 失格から一転 」となっていた。

 競歩のルールはあまり知りません。接触の仕方で悪意か偶然かを見るのかも知れない。日経の記事には

「荒井は45キロを過ぎてエバン・ダンフィー(カナダ)に追い越され、抜き返そうとした際に接触、ダンフィーがよろめく場面があった。これを受けてレース後にカナダ側が荒井による妨害行為を主張、レースの審判長が抗議を受け入れて一旦は荒井を失格とする裁定が下った。

 この裁定に今度は日本チームが抗議。国際陸連の複数の上訴審判員が妨害行為の有無についてレースの映像を元に協議した結果、妨害行為は認められず、当初ゴールした順位が最終結果となることが確定した。」

 と書いてある。つまり客観的に見てカナダの選手はよろめいた。荒井との接触で。しかしその接触は「悪意ではない」と審判団が日本の上訴を認めた形なのだろう。

 荒井選手は接触したとされるカナダの選手(だから一時は3位とされた)とは、いつの時点だか知らないが「抱き合った」と記事で読んだような気がしたから、わだかまりはないのかも知れない。そうだとするとナイスです。

 「競歩でメダル」って。今までの記憶では日本は6位入賞とかがせいぜいだったような気がする。この競技でも「初メダル」。兎に角今回は、「日本勢初の....」「日本勢、○○年ぶりのメダル」というのが多い。日本の競技領域が広がり、かつ強くなっている印象がする。

 多分JOCの方々は、「東京オリンピックへの良い準備が出来ている」と総括するのでしょう。リオが終わったら。しかし私は今のこの時点で全力を出し切った選手達に拍手を送りたい。伊調だって吉田だって「東京」があるかどうか分からない。二人は今回のリオを共に頑張った。

 吉田選手は一晩明けたら「案外すっきり」と言ったそうだ。それで私は救われた気がした。「申し訳ないことをした」「取り返しのつかないことした」と言った敗戦直後の言葉を聞いていたら、こちらが悲しくなりましたから。

 そうじゃない。彼女は女子レスリング界の前に出て、その重みを一身に背負ってきた。素晴らしい選手だし、彼女に勝ったアメリカの選手も彼女に対する尊敬の念を口にし、事実あまりの嬉しさなど複雑な気持ちにずっと泣いていた。表彰台の上でも。

 日本人に吉田選手を責める人は誰一人としていない、と私は思いたい。女子レスリングの幹部は「金を四つも取ったが、(吉田選手のことがあるので)心が晴れない」と言っていると聞いた。この言葉が、彼女の今後(まだ決めてないそうだ)を思いやってのものであって欲しい。吉田、伊調らの後を追って3人もの金メダリストが育った。

 シンクロも銅を取ったし。しかし何なんでしょうね。卓球男子のドイツ戦も、女子レスリングの初日の3階級の金メダルも、そして女子バトミントンも「間際の大逆転」。「根性あるわ」と思う。日頃の練習なければ、あの根性は出ないでしょうね。選手の皆さんにはメダルを取れた人、捕れなかった人全員に「感謝」ですよ。

06:26
EOF; } ?>
ページの先頭へ
twitter
伊藤洋一公式Twitterアカウント

サーチ


カテゴリー


最新の記事

カレンダー

キーワード