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2016
09/02
Fri

染みついた社会主義の根性...直さないと

day by day

 (18:44)トリニダーは本当に100年前にタイムトリップしたような街でした。「何年手入れしていないんだ」と思う石畳の道、そこを観光用ではなく実際の庶民の運搬手段として使われている馬車。ゆうに100年は立つと思える建物群。狭い道。

トリニダーの石畳の道 スペイン人は植民地の街を作る時にまず広場を作り、その周りに教会を含めて重要な建物を作っていったそうで、旧市街のマイヨール広場もその形式。綺麗に花植された広場があり、その周りに教会とか市の重要な建物が出来ている。

 こうした広場はキューバの場合、概ね高台にある。海からの風を感じることが出来る。とっても暑いが、海からの風は気持ちよかった。街を歩くと「チノ ?」と聞かれることが多い。「中国人か」という意味です。

 その度に「ハポネ」と訂正する。しかし存在感は多分中国の方が上なんでしょうね。かつては同じ体制だったし、今でも表面的にはそう。中国製のバスはよく走っている。車は日本車もありますが、今風の車は韓国車も多い。古い車はアメリカ製。それが有名です。タクシーによく使われている。

 本当に自分で作っているのかどうか知りませんが、テーブル・クロスとかシロモノをお土産として沢山売っている。街のあちこちで。ネゴシアブルですが、私は面倒だし、その手の店で買い物をして今まで成功したためしがないので、もっぱら行き交う人々を見ていました。

 顔がしわくちゃになった痩身のおじいちゃん。70代の半ばくらいだろうか。買い物のビニール袋をぶら下げて、何か小声で喋っている。何を言っているのかは不明だ。かと思うと、「これを買わないか」と言ってくるオジさんも。

 見たら「チェ・ゲバラが肖像の3人民ペソ紙幣」だった。我々旅行者は普段は目にしない人民ペソ。1兌換ペソでどうだ、と。彼の顔は怯えていて、周囲を気にしている。多分違法なんだろう。はいはい...と。

トリニダー旧市街の中心マイヨール広場 普通の人々が食糧を手にする「配給所」も見ました。入った瞬間にベルリンの壁が落ちた当初のポーランドの商店を思い出した。要するに何もないのです。我々のようにスーパーにモノがこれでもかと並んでいるのを普通に見ている人間には。

 そうした風景を見る度に、「キューバは社会主義国なんだ」と思う。もう一つ「社会主義国」を想起させるのは、ホテルの従業員の態度です。 キューバのWIFIカード 全国共通 一枚2ペソ何をするにも「やる気なし」が態度と顔に出ている。そりゃそうだ。別に愛想良くしても給料が増えるわけではない。

 トリニダーのホテルに今は居ますが、もともと2台あるエレベーターのうち一台は動いていなかったが、残るもう一台も先ほどダウン。ホテルの従業員が「今日中はもう無理かも」と。この染みついた社会主義の根性を直してもらわないと。とっても良い国なんだから。人々は愛想が良い。体制が彼等を怠惰にした。

11:00
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