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2016
09/25
Sun

強かったぞな.....

day by day
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 (18:34)豪栄道が今場所を全勝で優勝するのを見ながら、「人間、勝負となれば最後に残るのは気力か」と思いました。

 多分、特に恵まれた体力とか運動神経が揃っている力士は、ごく少数ですが、自然体で十分な稽古を積めば優勝に手が届く。比較的早い時期に。大鵬もそうだし、白鵬もそうだと思う。しかしそれらが揃っていない力士は、一場所優勝するのにも非常に強い"気力"がいる。見ていてそう思った。

 千秋楽の豪栄道の相手は、たまたま優勝経験一回の琴奨菊だった。彼はあれっきり。その後は最後の最後まで優勝争いに残ったことはないように思う。あの時は「結婚」がらみで琴奨菊には気力を出す十分な理由があった。

 今場所の豪栄道の「気力」の源泉がどこにあったのかは、今夜のNHKへの出演などを聞かないと分からない。多分「角番だった」ということが大いに関係していたのだと思う。もう30才なので、どちらかと言えば「遅咲きの初優勝」と言える。

 「ぶり」が続く。日本人力士の全勝優勝は20年ぶり、大阪出身力士の優勝は86年ぶりなどなど。それだけ希有な優勝パターンだったのだと思う。そういう意味では、稀勢の里にはどうも"気力"が欠けている。勝手な想像だが。

 稀勢の里は騒がれ始めてから既に二人の大関仲間に優勝という意味では先を越された。琴奨菊と豪栄道だ。しかしまだまだ「日本人横綱の誕生」には時間がかかるような気がする。

 むろん最短距離では次の場所で豪栄道が非常に良い成績を残すことだ。そういう意味では彼にとっての本当の戦いは次の場所ということになる。それが出来るのかどうか。稀勢の里は何回もチャンスがあったのに、ことごとく逃した。

 気力とか根性という意味で言うと、稀勢の里よりも豪栄道の方が「目標に達する気持ち」は強いのかも知れない。大体顔つきが豪栄道は勝負師のそれだ。対して稀勢の里は内に秘めたものはあるのかもしれないが、ここというときに何かが足りない。

 それにしてもNHKが「わんぱく相撲」の頃の小さい頃の豪栄道の写真を掲載していたが、「そのまんま」大きくなった印象だ。来場所の活躍を期待したい。

19:18
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