(10:20)最後の米大統領候補討論が始まりましたが、いやにトランプ氏が抑制的になっていて、露骨な非難の応酬がないのが特徴ですね。ま、どのくらいもつか知りませんが。
「最高裁の判事の指名」が最初の議題になったのは、いかにもアメリカらしい。移民政策ではトランプは「壁を作れ」と。しかし経済的視点から言うと、アメリカがあまりにも移民を絞ると、経済成長率が落ちることもある。
むろん移民の問題は経済的視点のみでは語るべきでなく、もっと根源的な問題で、かなり難しい。しかし「壁を作れ」という視点はちょっと短絡的に過ぎるし、実際に出来るとは思わない。移民問題やロシアのプーチン大統領に関する議論でちょっと熱くなってきた。
それにしても、このアメリカ型の「トップ選出プロセス」が良いのかどうか、非常に疑問です。マスコミの報道はこのシステムを前提に、それをいかに面白くして報道するかという視点で、「このシステムは良いか悪いか」という視点が少ない。
私の一つの視点はトランプが「この選挙は不正(rigged)」と言うか言わないか。ま、しばらく見ます。