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2016
10/26
Wed

ほんま韓国が心配や.....

day by day
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 (20:20)ここ2~3日、韓国の新聞に目を通すといつも心配な気持ちになる。「このお隣の国はどうなってしまうのか....」と。

 今読んだ朝鮮日報の社説タイトルは「大韓民国の国民であることが恥ずかしい」というもので、その最後の方には「朴大統領が今の国の状況をどう認識しているかも明確ではない。昨日の会見も現実離れした過去の様子と何も変わっていなかった。このままでは国全体が深刻なまひ状態に陥る恐れもあるだろう」という一文も。

 この新聞が問題としている「大統領の行動」とは、今朝の日経新聞にも大きく取り上げられている「朴大統領が友人の女性に政府の内部文書を見せたり(情報漏洩)、ルート外の助言を受けていた」とされる問題。

 この問題については朴大統領は既に国民に謝罪している。その段階(謝罪に追い込まれた)で、あと1年以上ある彼女の政権は完全な「レームダック」になったということだが、韓国内には「辞職」「弾劾」という意見もあるようだ。

 しかし私は思うのです。「そんなことをしている暇は今の韓国には無いだろう」と。韓国経済の屋台骨と言えるサムスンはノート7で業績に揺らぎが見えるし、造船、海運、自動車などで韓国の大企業は軒並み行き詰まり状態。ロッテもそうだ。中小企業はあまり育っていない。

 経済全体を見ると「韓国7~9月0%台成長 消費・輸出さらに減速」(今朝の日経)という状態だし、韓国の新聞が盛んに報じているところによると「中国政府は韓国に行く中国人観光客の数を昨年より20%以上減らす」よう国内業界に指示しているらしい。「その分をフィリピンに回せ....」と言っているらしい。これは韓国には痛い。

 私がいつも思うのは、「韓国が弱体化し過ぎるのは日本にとって良くない」ということだ。韓国の北は北朝鮮だし、西は中国。どちらの国も日本にとっては良くない存在だ。今の両国の政治は日本にとって。だから、そうした状況の中で韓国が弱体化するのは、日本の繁栄と安定には脅威だ。

 しかし恐らく朴大統領が残す1年余の時の経過の間は、韓国は朝鮮日報が言うところの「深刻なまひ状態」を解消する国民的合意は無理だろう。朴大統領は任期に拘り、野党はそれを攻めるのに忙しいだろう。一方で怪しい女性の友人に国政に関する助言まで受けていた大統領の発言に振り向く人はいないだろう。先頭に立つ人がいない。

 冗談じゃなくて、今の韓国は本当に心配です。

21:15
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