日々のライブな情報ページ

2017
02/20
Mon

今日で一ヶ月か.......

day by day
EOF; } ?>

 (05:32)今日でアメリカの新大統領にドナルド・トランプが就任してから一ヶ月。まさに疾風怒濤の一ヶ月でした。でもこれからも続くんでしょうね。彼の発言と混乱は。人に言われて変えるような人ではない。すぐカッとする。多分イバンカでも無理。

 今朝の日経の社会面には、「友人、賛否で絶縁」「米国 波立つ社会」という記事がある。この記事、社会面のトップですからね。それだけ分断のアメリカ社会を取り上げる必要があったと言うことでしょう。普通は日本の社会問題を扱う紙面位置だ。

 しかし分かってきたこともある。それはかなり大統領が独自路線をとっていても、アメリカでは「チェック・アンド・バランス」の機能が働くと言うことが分かったということだ。これはある程度、安心できる。

 中東など7カ国からの入国制限に関する最初の大統領令は、裁判所によって差し止められている。トランプ大統領は今週火曜日にも「グリーンカード保有者は入国可能」な新たな7カ国からの入国規制策を打ち出すと見られる。

 しかしそれでも「アメリカでは裁判所が大統領権限を止められる」ということが改めて示された意味は大きい。これはアメリカの「トランプのやりたい放題」を懸念している人にとっては朗報でしょう。

 フリン大統領補佐官(安全保障担当)の辞任も、「ホワイトハウスでは何でも出来る」と考えていたトランプ大統領にはショック、目障りだろう。一番嫌いなマスコミの追求を受けて、フリンを守り切れなかった。次の「補佐官」の候補には、就任を断られた。

 国防政策や対ロ政策ではマティス国防長官やティラーソン国務長官の声の方がより大きく聞こえる状態になっている。よってトランプ政権の外交政策は、考えられていたよりは伝統的な共和党のそれに近いものに。

 このまま「トランプ外し」が続くかどうかは不明だ。なにせ大統領だ。就任して一ヶ月たった週末に彼が行ったフロリダでの集会は、まるで大統領選挙の最中のような集会だったらしい。ヒラリー・クリントンの名前を連呼。これでは彼女も政界引退出来ない。

 記者会見でも側近や親族を前に並べて、最後には彼等に拍手をさせて終えている。記者から拍手が出ることなど決してない。引き続き騒々しい大統領で、その大統領の言うことが話題に上らないことはないが、そろそろ心理要因的による「トランプ外し」の時期かもしれない。監視は怠らないが。

07:28
EOF; } ?>
ページの先頭へ
twitter
伊藤洋一公式Twitterアカウント

サーチ


カテゴリー


最新の記事

カレンダー

キーワード