(23:30)福岡の3.8億強奪事件は午後のテレビ出演中に伝わったのですが、当初から犯行の乱暴さから「海外の臭いがするな」と思っていました。情報は希薄でしたが。あの手の事件で日本人が何人も徒党を組むというのはあまりない。
夜に入った段階での情報では、福岡空港で韓国籍の数人の男が多額の現金を持ち出そうとして身柄を確保されたそうな。ただし「空港で確保された男らは、強盗致傷事件の現場で目撃された男と特徴が異なり、所持していた現金も被害額とは金額が違っていた」(サンケイ)ということで、犯行現場と空港の身柄確保との繋がりはまだ不明。
考えられるのは分担犯行で、犯行グループは全部で最低6人くらいいて、襲うグループと持ち出しのグループに分かれ、金額相違は分配を意味しているのかも知れない。しかしこれはまだ不明だ。
ニュースを聞いたときの最初の疑問は、「明らかに危ないのに、そんな大金をなぜ一人で動かしたのか」でしたが、被害者は「金塊を買い付けるつもりだった」と話しているという。「金」と言えば昨年の博多駅・筑紫口付近の路上で120キロ・6億円相当の金塊が強奪された事件が想起される。
確かあれはまだ未解決。今回は複数人が身柄確保なので事情が明らかになるかもしれないが、「福岡は金塊がらみの事件が多い」という印象は残った。なにかあるのか。いい街だし大好きなので今後も機会があるたびに行く予定だが、ちょっと残念。
それと「日本で犯行→可及的速やかに出国」というパターンが最近多い。神社仏閣の文化財的重要性のある柱などに液体を付着させた中国人二人組も、犯行を行ったあとに速やかに出国しているという。
日本という国がそういうことが出来る環境にあるというのはやはり問題で、何らかの形で阻止の体系を作る必要があるのではと思う。出入国は「入」を厳しくしますが、今後は「出」もしっかり見守らないと。今回はうまく阻止できたように見える。まだ事件の関連・詳細は不明ですが。