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2017
05/14
Sun

泣きたいよ....とならないように

day by day
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 (23:00)「不安な月曜日の朝」が来そうですね。一部の予想によれば、月曜日の朝には先週末に世界を震撼させたランサムウェア「WannaCry」(泣きたいよ)とは別の新しいタイプのランサムウェアが登場する、とも言われる。加えて北朝鮮が新たなミサイル発射を試みるとの見方も。

 金曜日に英国、ロシアを中心に150カ国で20万の犠牲者(社)を出したランサムウェアの被害は、既に日本国内でも二件ほど報告されているらしい。しかしあと数時間で週明け。まずこの「WannaCry」がオセアニア→日本と順次月曜日の朝を迎える地域から続々と報告される危険性がある。メールが開封されて。土日は多くのオフィスのWindowws PCとそのネットワークは稼働を止めていましたから。

 それに加えて、この「WannaCry」の爆発的拡散を止めた22歳のイギリス人コンピューター技師( MalwareTech)の予想によれば「月曜日には新種のランサムウェアが登場する可能性がある」とのこと。つまり2種類のランサムウェアに世界中のWindows PC(といってもOSやウイルス対策の最新化が済んでいない)は襲われる危険性がある。

 ランサム、つまり身代金を要求してくる悪質な今回のウイルスに対して、実は支払いが行われた形跡はあまりないらしい。騒いでいるうちに週末になった、ということも大きいかも知れない。「せいぜい25件(ビットコインでの支払い件数)」との報告もある。しかし重要なのは、これに感染するとシステムが稼働しなくなること。

 この全体システムの稼働不可によって、イギリスの病院は一部が患者情報(投薬情報等々)を得られなくなったり大変は不都合・機能不全に直面したらしい。日本の多くはその騒ぎの最中には既に金曜日の営業を終えていたところが多く、「実は世界中でシステム担当者は週末出勤を迫られた」との記事もある。

 これはWindowsをコンピューターシステムの中核としている事業所や個人は心配でしょう。今夜のうちから「もし感染していたどうするか」を決めておく必要があるし、「WannaCry」ではない「新種」に直面したら、新たな脱出方法を見つけ出す、または見つけられた方法を試す必要がある。

 もっとも、「WannaCry」に感染したイギリスの病院などではXP(既にサポート終了のバージョン)が依然として使われていたという。慢心・怠惰が感染の原因になっている。これに対してはマイクロソフトはサポートが終了している「XP」や「8」などを対象に、修正ソフトの無償提供を始めているという。

 13日に分かったことで、むろん異例の措置。「顧客と事業に与える潜在的な影響を考慮した」と同社はしているが、もしそうなら今のうちにそれでパッチしたり、OSのアップグレードをすることも一つの手だ。いずれにせよ「怪しいメールは開かない」の原則に戻り、「常に最新のOSとウイルス対策を講じる」という原則をキープする必要がありそう。

 北朝鮮のそれは2チャンネラーが今朝の北朝鮮のミサイル発射をその暗号放送から13日のうちに予想していた、とされることから来ている。その2チャンネラーは「15日 06:03分とかのミサイル発射」を予測しているとも言われる。

 その真偽を判断する手立ては渡しにはないし、過去に2日連続のミサイル発射を北朝鮮が試みたこともないように思うので、あまり確率は高くないは思う。ま、一応書いておきます。

23:28
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