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2017
05/20
Sat

逆柱......満つれば欠ける

day by day
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 (18:33)総勢で25~32人の旅(出入りがあったので)でしたが、結構面白かったな。日頃なかなか話せない新人とも顔見知りになれたし、念願だった陽明門をまじまじと見続けることが出来た。

表から見た陽明門 川治温泉で朝食をすませてほどなく日光東照宮に。既にかなりの車とバスが。しかし午前中だったので、まだ人は少なかったのではないかと思う。空気も爽やか、空は晴れ、改めて見たいものを集中的に見れた。

 今回はせっかくだと思ったので、三猿を見る前に音声ガイドを借りました。500円。それぞれの建物は何回も来ているので知ってはいるが、詳しく、ゆっくり説明を聞いたことがあるわけではない。「今回は...」と思って。

 かなりゆっくり時間があったので、「陽明門」に関する説明は多分7回くらい繰り返し聞いた。前から後ろから見ながら。今まで発見できなかったこともあって、とっても参考になった。

あまり目に留めない人が多いが、裏も凄い なによりも「平成の大修理」の最中にあっていち早く完成した「陽明門」が実に実に綺麗だった。それぞれの飾りに意味があり、音声ガイドを聞きながら聞くと、とっても良く分かる。

 前回東照宮に来たときには陽明門は修復中で見れなかった。今回は綺麗な空に映えて、正面から、そして通過した後に見上げる形で。「逆柱の発想」がとっても優れていると思いました。

 「魔よけの逆柱」と呼ばれているそうですが、昭和62年5月に本社の拝殿・石の間・本殿を仕切る16本の 柱の中にも2本見つかったそうです。つまり逆柱は合計3本ある。音声ガイドにもありましたが、『「満つれば欠ける」の諺により不完全な柱を加えて魔除けにしたのでは』と言われていると言う。

水量は少なかった。華厳の滝の滝口 つまり「安易には完成させない」と。未完成、不整合を残しておく、という発想。深い。陽明門はいくら見ても見飽きないそうで、確かにそういう面もある。私も相当長い間見とれていた。なので「日暮らしの門」とも呼ばれるそうな。とにかく天気が最高だった。この門を発想した人の知恵と、それをずっとフレッシュに保っている日本の宮大工の技に感服

 昼飯は「明治の館」でしたが、ここは伝統も格式もある屋敷の中のレストラン。特にチーズケーキが美味しかった。なつかしの味。「終戦時の外務大臣・重光葵が東京大空襲で家を失った際に、一時この邸宅に疎開され、ここから降伏文書の調印式に向かわれました」とある。

 それにしても今回の移動は全て大型バス。視線が普段と全く違う。これが私には面白かった。隣をシェルのタンクローリーが走っていても、シェルの文字が下に見える。視点が高くなると街の景色も違うな、と思いました。

 多分鳥は我々とは全く違う視点で今の世界、地球を見ている。鬼怒川の川下り、華厳の滝とちょっと水量不足だったが、番組の成績(4月の聴取率調査)も良かったし、幹事の動きも良かったし、御大二人も動き回った。良かった。

18:28
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