(22:01)うーん、今日は一日「IT・クラウド」尽くしでしたが、面白かったな。一つのコンファレンスに一日いるということが少ないだけに、私自身の頭がまとまり、とっても勉強になった。JAIPA Cloud Conferenceです。
一つのコンファレンスをランスルーすると、自分の知識・理解の欠如ポイントが分かって、それを矯正する力が働く。なのでこうした会合に一日いてずっと参加していることは必要なのです。業界のレベルと、私の知識・理解の摺り合わせのためにも。
朝から盛りだくさんでした。省庁の担当者の方々のお話があり、その中では「へえ、こんな事もしているんだ」ということもたくさん。オリンピックを控えて「日本のそのものが狙われる時代」に向けて「取り組みは絶対に必要だ」と思いました。
AIの話も面白かったし、2020年の東京オリンピックとサイバーセキュリティの話も納得がいった。日本に元締めがないのがちょっと気になったな。サイボウズの「働き方」に関する青野社長の話には笑えてたし、納得出来た。
ずっと考えていたのは、日本や日本人、そして日本の組織とIT(クラウド、IOTを含む)の親和性の問題かな。いや、どこの国にも「うとい」(別に悪いことではない)人はいる。しかし、日本の抱える問題は「経営、または経営者とITの親和性だな」と思いました。今の組織に落とし込もうとする。違うと思う。
アメリカのように「人の流動性」が高い社会だと、自然と経営層とITの親和性は高まる。入れ替わりますから。しかし人の流動性の低いセクターだと、そうはいかない部分がある。
私の講演はこれをレジメに使いました(最初アップしたものにはリンク不良があったので、ちょっと改善しました)が、マクロ経済や社会、経済にまで視点を広げたのは良かったと思う。
またこうした機会があれば私自身のアップデートのためにも積極的に出たいと思う。しゃべっているだけでは枯れてしまいますので。