(08:01)あ、そうだそうだ。このことをお伝えしておかないと。
先日新幹線の車内放送が変化してきているという話を書き、具体的には
「これは"ひかり""こだま"ではありません。お気をつけ下さい....」
「...に停車しますが、到着後直ぐに発車します。お気をつけ下さい.....」
の二つを紹介しました。この話をこの番組でも話題にしたら、「その背景には、こんな制度があるためですよ」と何人かの方から番組にメールを頂きました。
それはジャパン・レール・パスという制度。訪日外国人などが一定の条件を満たせば、新幹線、在来線乗り放題のサービスです。これが凄いのは普通車ベースだと「7日間でおとな¥29,110、子供¥14,550」。
この¥29,110って凄いですよ。大人が普通で東京-大阪間を往復する値段です。その値段で、例えば鹿児島中央から函館まで行ける。その往復も可能。在来線も可能、という来日外国人にとっては夢のようなパス(チケット)。
14日、21日間有効というチケットもあって、例えば21日グリーン券は大人¥81,870、普通券の同は¥59,350。夢のような値段でしょう。そりゃこれを利用する外国人は増える。
しかしこの夢のようなサービスには制限事項が結構ある。その中で代表的なのは、「ジャパン・レール・パスでは東海道新幹線の「のぞみ」、山陽・九州新幹線の「さくら」での使用は駄目、というやつ。
しかし私の知識では、東海道新幹線では「のぞみ」と「ひかり」の差は表示でしかない。おそらく全部に近い車両がN700を使っている。つまり大部分の外国人には区別がつかない。
で、多分その制約を知らないか、車両の区別が出来ずに乗れると思って「のぞみ」に乗ってくる人が増えた。そこで案内が増えた.......ということか。多分それが大きいように思う。英語でもやっていました。
それにしても、日本に21日以上滞在して「新幹線・在来線乗り放題、普通車で¥59,350」って、私も買いたい。でもな、条件が。
とあって、「お、2はどうだ」と思うが、条件は厳しい。無理だな。