日々のライブな情報ページ

2017
07/26
Wed

北にミサイル発射の動き.....

day by day
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 (05:01)CNN(情報元は米政府筋でしょうが)を中心として、「近く北朝鮮が新たな弾道ミサイルの発車を計画している」との報道が増えている。同国北西部で車輌の動きが活発化しているそうだ。

 北朝鮮の実験の最近の特徴は、「毎回違った狙いを持ち、それぞれの目的を達している」と思われること。つまり急激に進歩している。一方で中国は北朝鮮との国境での防衛体制をレベルアップしているとも伝えられる。北朝鮮に関しては旱魃の悪化が伝わっている。

 またアメリカでは北朝鮮による核搭載の弾道ミサイル(アメリカ東部着弾可能)の完成は、予想より早いかも知れない、という見方も出ている。アメリカよりよほど北朝鮮に近い日本では、もっと北朝鮮の動きが話題になって良い筈なのに、とんとその気配がない。

 私が「ああ、議会ってこんなことが出来るんだ」と思ったのは、米議会で民主・共和の両党議員が「新たな対ロ制裁」を決めたこと。トランプ・ホワイトハウスは最初気乗り薄だったが、「大統領が拒否権を使っても、議会はそれをオーバーライドするだけの票を集めている」との観測が出てきて、「支持するかも」となっている。

 普段は厳しく対決している民主、共和の両党だが、国の安全保障に関する問題に関してはホワイトハウスを出し抜くまでの機敏な共同歩調を取っている。トランプ政権は大混乱だが、「アメリカには国が直面する大きな問題には一致団結する決意が残っている」と思う。昨日の国会で与野党が一致しているように見えたのは災害対策だけだ。重要だが、抜け落ちているものがある。

 日本の国会には対外問題でとんとそういった動きがない。むしろ国内のある一点に集中。集中するのは悪くはないが、「日本が直面している問題は実に多様だ」という視点を忘れてはいけないと思う。国会を怒鳴り声の場にするなどもってのほかだ。

 一昨日だったかな、北里大学に最後に獣医学部が設置された1966年。「日本の人口は何人だったのかな」と調べたのです。そしたら「1億人前後」と分かった。今より日本の人口が2500万人以上も少なかったときに最後の獣医学部が出来た。

 これはちょっとビックリだったな。ペットは増え、動物を経由した病気は増え、....と。1966年時点で獣医師が「供給過剰」だったのかは知らない。しかし愛媛県知事の加戸守行さんの話を聞いていると少なくとも四国、愛媛県では不足していたのだな、と分かる。少なくとも公務員獣医師は。

 それに関して思うのは、よく「行政が歪められた」と言う。しかし一番問題は、「その行政がどちらに顔を向けていたのか」ということだ。日本の行政は過去に山ほど間違い、顔向け違いをしている。だから今回の問題で一部で「行政は公正だった」という前提で物事を言う人の事は眉唾で聞かねばならない。

 「どちらに顔向けてんの....」という問いかけは、無論安倍首相以下の政府関係者にも言える。公務員獣医師が必要で、それは国民の為になるということが大筋だったら、「岩盤規制に穴を開け...」という主張を理解できる。

 しかし実は顔を自分の友達に向いていて、それを起点に様々な政策が立案されていたとしたら、それは「公正な政治」とは言えない。一昨日、昨日の衆参での閉会中審査を見ていて思う「どっちに顔向けていたの、この人は」という視点が重要だ、という点。

 「加計学園(首相の友が経営)の獣医学部設立」に関して「今年1月20日に初めて知った」という国会での安倍首相の説明はやっぱり無理でしょう。安倍さんとしては、「少しでも知っていた」と思われたら野党に追及されると思って「知らなんだ」ということにしたのだろう。しかしそれは無理筋だ。いつかばれる。

 「今治市が...」と何回も言っていたが、あれは方便にしか聞こえない。安倍さんは「それを言わなければ問題が大きくなかったのに」という発言が多い。以前の「そうだったら辞める」もそうだし、今回の「1月20日」もそう。

 攻める方の民進党の体制がガタガタなのを想起しながら(野田さんは辞めるらしい)、「この国はどうなる」と思うのは私だけだ。

05:27
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