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2017
07/27
Thu

絶滅危惧種ね....その方向 ?

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 (13:01)昨日書いた「英もガソリン・ディーゼル車の販売禁止」に関する文章に関して、SNSのお友達である藤田さんから「ドイツは昨年10月に一足先に2030年以降の内燃機関エンジンの禁止を発表しています」という連絡を頂きました。

 それに関連してGermany's Bundesrat Resolves End Of Internal Combustion Engineというフォーブスの記事を紹介して頂きました。ありがとう御座いました。

 このフォーブスの記事はドイツ議会の動きを捉えたもので必ずしも政府の正式決定ではないのですが、「ヨーロッパが向かうべき道」に関するドイツ議会の決意が感じられる興味深い記事だ。

 「Diesel and gasoline-powered vehicles officially are an endangered species in Germany, and possibly all of the EU.」という形で、「ディーゼル、ガソリン駆動車はドイツ、それに可能性としてはEU全域で正式に絶滅危惧種になった」という書き出しで始まるこの記事は、「2030年、内燃機関エンジンの禁止」というドイツ議会決議に関するもの。

 「An across-the-aisle Bundesrat resolution」と書いてあるので「超党派の議決」ということでしょうが、EU委員会に対して「to pass directives assuring that "latest in 2030, only zero-emission passenger vehicles will be approved" for use on EU roads」と要請している。つまりEU委員会に対してディーゼル車、ガソリン車をはやければ2030年に禁止するdirectivesを出せ、と言っている。そして走れるのはゼロ・エミッションカーだけと。厳しい。

 この記事は、「 On its own, the resolution has no legislative effect」と述べながらも(つまり決議なので法的拘束力はない)としながらも、「However, German regulations traditionally have shaped EU and UNECE regulations.」と述べて、「ドイツ議会がEUとUNECE(国連欧州経済委員会)の政策を形作ってきた、と述べている。まあそうでしょう。

 フランスに続くイギリスの政府レベルの発表。そして加えてのドイツ議会の動き。ヨーロッパのトレンドは決まったとも言える。

02:40
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