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2017
12/06
Wed

騒々しいはまだしも、危険だと思う

day by day

 (05:55)今朝起きてまず思ったのは「騒々しくなるな」と同時に、「世界は危険にもなる」ということでした。

 PLOのアッバス議長、エジプトのシシ大統領などアラブの首脳達にトランプ大統領が電話し、「エレサレムをイスラエルの首都と認定し、今はテルアビブにあるアメリカの大使館をいずれエレサレムに移転する」と伝えたという。ただしその時期(大使館移転)は、実際的準備、法的枠組みの整備などで少なくとも6ヶ月は先になり、その間はテルアビブに残るという。

 トランプ大統領は今日、水曜日の演説でその方針を世界に向かって発信するものと思われる。これに対してサウジなどの反応は出ていないが、トルコの首脳は「アラブ世界全体にとってのレッドライン越え」と表現したそうな。

 キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラム教の共通の聖地であるエレサレム。その帰属を「イスラエル」と宣言するに等しいこの方針は、イスラエルと対峙してきたパレスチナのみならずイスラム教徒全体にとって「レッドライン越え」と写る可能性が強い。その結果はイスラム教徒の強烈な反発で、それは時にテロに発展すると思う。

 なぜイスラム過激派のテロに口実を与えるようなことをトランプ大統領はするのか。それは「選挙公約だから」が主でしょう。アメリカの議会では既に在イスラエル大使館のエレサレム移転を求める法案が通っている。しかし歴代米大統領はそれを見送ってきた。

 「あまりにも危険」「世界中でテロを発生させる危険性がある」が理由だった。今回トランプ大統領はそれをあえてすると見られる。彼のことだから最後の最後に「やめた」という可能性がないではない。しかしアラブの一部首脳達に伝えた、というのは最終決定が下されたということだ。

 一回決めて移したら、次の大統領が「戻す」と言っても、それはなかなか難しいでしょう。ということは「なかなか後戻りがきかない事実を積み重ねた」と言える。ということは、世の中騒々しくなるだけでなく、「危険になる」ということだと思う。

 もう一つ。これはあまり「危険」とは関係ないが、「騒々しい」に関連して。国際オリンピック委員会(IOC)理事会は5日、日本時間の6日早朝、組織的ドーピング不正が発覚したロシアの平昌冬季五輪への参加問題について、ロシア五輪委を資格停止処分とし、ロシア選手団の出場を禁じることを決めた。

 「ロシア五輪委・ロシア選手団」の資格停止なので、個人資格での五輪参加は認め、不正に関わっていないと証明された選手に限り、「ロシアからの五輪選手」という特別枠で参加を認めるそうな。

 サッカー・ワールドカップの開催を撤回する....などとは言わないでしょう。しかし騒々しくはなる。ドーピングをしたロシア側が悪いに決まっている。しかしロシアは「組織的ドーピング」を否定しているので、なにかとこれに反発する行動に出るはずだ。

 うーん。近く海外に行くのにな........。

05:34
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