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2018
01/01
Mon

天空の限界を試す街.......ドバイ

day by day
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 (22:15)皆さん、明けましてお目出度うございます。

 ドバイにいます。そして予想通り現地の新聞の一面トップはイラン情勢でした。「Iranian leaders rattled by mounting protests」が見出し。

イラン情勢を伝えるドバイの英字紙 イランの騒擾は対自国政府です。経済情勢の悪化、上昇する物価に対する民衆の抗議の色合いが強いのですが、それが急速に政治色を帯びている。記事の中には「Not Gaza,not Lebanon, my life for Iran」というデモの一つのスローガンが紹介されている。もっと国内を向け、ということでしょう。

 イランは今はサウジと厳しく対立。その話がこのドバイの英字紙にはあまり載っていない。もっぱらイランの国内情勢を扱っている。まだ来たばかりでUAEの立ち位置もあまり良く分かっていないが、ここ数日では分かると思う。事態の重要性も含めて。

 まだ24時間もいませんが、ドバイの印象は一言で言えば「vast」かな。公式統計では人口300万人らしいが、どっこいそれでは収まらない、と思う。膨大な労働者、移民が溢れている。ある意味、中東と言うよりはアジアです。

 都市景観のと真ん中のホテルに居るので、見渡す限りの高層ビル。その一方で、大きな砂漠の真ん中に忽然と出来ている街の印象もする。膨大に伸びる都市景観。都市全体が天空の上限を確かめようと伸びているように見える。

 空気は汚い。砂埃と車の排気ガスが。吸ってあまり良い印象はしない。ドバイの人々は「今がベスト・シーズン」と言う。そりゃそうだ。夏には45~48度だ。今日は朝が16度、日中の暑いときでも27度くらいだった。過ごしやすい。この街は朝と夕方が良い。空気の汚さを忘れることが出来る。

空に伸びるドバイのビル 旧市街に行き、博物館も見て、そして両岸に船が並ぶイスタンブール的な地区を歩き、モスクも見て、結構面白かった。スークでは履き物街が笑えた。朝行ったのですが、その通りだけが全て店が開いていた。明日また行く予定。

 とってもビックリしたのが、ドバイに住む人達のマナーが比較的良い事かな。歩行者の為の信号はほとんどない。大きな道路がとっても幅があるのに。しかし歩道の端に立つと、多くのケースにおいて車が止まってくれる。

 日本もルール上はそうだが、多くのケースにおいて車が威張って走り過ぎる。しかしドバイは違った。多分人によって違う。地下鉄では席を譲る人を多く見掛けた。子供に対して、そして珍しいお年を召した方に対して。そう圧倒的に若い街です。

 ドバイ博物館は、つい最近までこの街でどんな生活が営まれていたのかを示していた。面白かった。本当に急激に伸びた街で、「その行方は ?」と他人事ながら心配になる。今はドバイはまだ、あらゆるものを吸い取っている段階だ。

01:27
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