(05:35)小平の金メダル、李の銀メダルが決まった後のリンク上。二人が時に話し、時に抱き合う姿を見て「美しい」と思うと同時に、「何を喋っているんだろう」と。
今朝その内容が徐々に各紙の報道によって出てきている。
李(イサンファ) 「良い記録を出したね」
小平 「あなたに学ぶ点が多かった」二人で 「長い間一緒にやってきて、お互い誇らしいね」
小平 「今も尊敬しているよ」
本当にナイスですよ。勝者の言葉が一つ多いのが良い。こんな日韓関係だったら良いな、と思うような。多分小平と同じか、それ以上にイサンファにかかっていた重圧は凄かったと思う。「三連覇の夢」と、それを語る韓国のメディア。期待する国民。
小平には「ワールドカップを含めて最近は負けていない。当然"金"」という日本の期待。二人の優れたスケーターの、見事な滑り。しかしイサンファが最初のカーブで自分の滑りをコントロールできていなかったように見えた結果の僅かな差。
対して小平は自分のレースを完璧にコントロールした。「氷と対話する」と言っていた通りだ。素晴らしい。ナイスレース。そして小平はイサンファが作ったワールドレコード(36秒36)を塗り替えるレースを直ぐにするという。
ワールドカップを回避してまで、新記録を狙える環境のレースに出て。多分、イサンファもそれを応援する。そしていつか世界は35秒台の女子500スピードスケートの時代に入る。その時に活躍している選手はどこの国の選手か。本当に楽しみだ。