(23:35)今日の朝刊では米国務省、機能不全に拍車 が、面白かったというか、本当に心配だなと思いました。かねて言われていた「米国務省の機能不全」ですが、時間の経過と共にそれが一段と深刻化している。
朝鮮半島は、シリアとともに世界で今一番動いているエリア。その半島に対するアメリカの政策は、今までも手薄だった。アメリカの韓国大使が決まっていないのはよく報じられていて、韓国では「(韓国)軽視の表れ」との見方が今でもある。
それに加えて米国務省での北朝鮮担当代表が「週内に辞任」と。この記事を読むと、ジョセフ・ユン氏は「交渉に前向き」との見方だそうだ。しかしそうだとしても、「トランプ政権の今のスタンスと違うから」というだけで(事実上)追い出されるとしたら問題でしょう。
トランプ政権で際立つのはその「排他性」です。むろん表面的には言っていない。しかしやっていることが排他的です。なのでアメリカという国全体の「分断」が進む事態になっている。
もう1年以上もたっていて、このままで4年が過ぎたらアメリカという国はどうなるのか、という気持ちになる。そう言えば日経は多分FTの記事だと思うが、「トランプ政治の長期的打撃」というような記事を掲載していた。本当に心配だな。
当面は自由主義のチャンピオンでいてもらわなくてはならないので。