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2018
05/01
Tue

なんやねん...前提が間違っていた

day by day
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  (09:45)昨日はちょっと唖然としたな。「その程度 ?」と思った。

 番組の前に、以前から付き合いのある尾道市の知り合いに電話して聞いたのです。彼は逃亡犯人が暫く(現在は24日までとされる)居たとされる向島に住んでいる。

 海を泳いで渡ったと伝わったので、「その可能性はありますか」と電話で聞いたのです。彼は尾道市内で会社を経営していて、会社のある日は毎日船で通勤している。向島と尾道は海岸線で短いところでは200メートル。

 番組の直前だったのですが、帰ってきた答えは驚くべきものだった。「お久しぶりです....」の挨拶が終わって本題に入って、「あそこは警察は泳ぐのは難しいという前提で動いていたようですが、どうなんですか」と聞いた。

 そしたら、「泳げるでしょう。私の時にはもう遊泳禁止になっていたが、私の前の世代の人達はよく泳いで渡っていた.....泳いだらまあ英雄でした」とおっしゃる。全然前提が違う。

 潮の流れ次第だというのです。尾道水道の潮が動いているときは泳いでも数百メートルは流される。しかし潮が動かない、比較的静かなときはあって、「その時は十分可能」と。そりゃそうでしょう。泳ぎのうまい人にとっては200メートルなんてたいしたことない。競泳では短距離です。

 「(尾道水道を)泳ぐのは難しい。だから島に居る」という前提は一体何だったのか。前提が簡単に崩れるものだったので、その結果は「広島市内で身柄確保」ということになる。24日まで犯人が隠れていた新築別荘も22日と24日の2回警察は調べたが異常を発見出来ず、、、、、というのもちょっとビックリ。

 その段階で確保していれば、広島県警の「尾道水道を泳ぐのは無理」という前提が間違っていたことは明らかにならなかったのに、もう遅い。幸い犯人は「刑務所内の人間関係が嫌になって」という、これもビックリの理由で逃亡し、そして誰も傷つけることなく逮捕された。その意味では良かった。

 しかしあちこちで立てていた「前提」がこうも簡単に覆るとは。ちょっとガッカリというか、「中途半端な前提は全てを狂わす」ということでしょうか。広島県警さんにはちょっと大きな失態になった気がする。
 

09:53
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