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2008
10/01
Wed

2008年10月01日(水曜日) 世の中進歩堂

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 (22:30)まず連絡です。先週日曜日の「新BSディベート どうなる原油価格」はなかなか評判が良かったようで、まず以下の日程で再放送します。NHKの担当者の方から連絡がありました。

BS-1/10月5日(日)
第1部  13:10~14:00
第2部  14:10~15:00

 それと同じ日曜日10月05日は、BSジャパンの新番組である「世の中進歩堂」のキックオフの日です。午後8時30分から。この番組は本当に面白いですよ。CMの女王(?)城間さんとやっているのですが、私自身にとって番組そのものがすごく勉強になる。「ああ、こんな事もあったんだ、こんな技術もあるんだ」と、見ている方にも毎回驚きの連続になるはずです。

 私には考え方の基本のようなものがあって、「世の中を変えているのは技術だ」というものです。それにぴったりの番組で、私が今までいろいろやった番組の中で「毎回勉強になる」と常に思うのはこれが最初です。

 相方が”女優”というのも刺激的。今まではアナウンサーの方が多かったのですが、びっくりしたのはやはり女優は台詞覚えが速い。私はどちらかというと同じ事を機械的には言えない、「こう言って」と言われると決してそれが言えないタイプ。その点、彼女は凄いですよ。

 月曜日からまた仕事をしよう、新しい技術を知ろうと思ったらこの番組です。

 ところで、今朝話題にした「時価会計見直し」と「預金に対する連邦保険の金額の上限引き上げ」に関しては、私が大阪から東京に移動している間に動きがあって、前者についてはSECが時価会計の適用方法を見直して、弾力運用の方向に舵を切ったようです。今の市場で出来る値段(有価証券の出来値)は、しばしば突飛値です。投げが投げを生んでいるような所がある。

 直近の値段だからといって、その値段が時価評価に使われると、金融機関の損失は異常に膨らむ。今まではそれでも「直近の値」が手がかりだった。それをSECは「正常な取引で成立した売買価格に基づく」とした。基本的な認識は、「現在の環境は公正な価格を決めにくい時期」というもの。

 では何で評価するのか。「企業内部での独自見積もりを容認する」「対象商品が長期保有目的かなどによって評価が変わりえる」という考え方。日本の金融機関の足を引っ張ったアメリカの制度が、今は明らかにアメリカの金融システムの重石になっている。だから変えよう、ということでしょう。

 預金保険額の引き上げに関しては、イギリスも実施の方向で、こちらは現在660万円を940万円まで引き上げる方針という。アイルランドは6金融機関の預金を全額保護と発表。依然として各国中央銀行の懸命の努力が続く。

21:51
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