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2010
01/25
Mon

2010年01月25日(月曜日) どうしたトヨタ

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 (23:22)「ヨーロッパでも200万台リコールか」と。日本の製造業の代表とも言えるトヨタ自動車は、どうしちゃったんでしょうね。アメリカでも230万台ですから、合計430万台。これは誰が考えても、リコールの台数としては尋常ではない。

 もう5年ほど前です。トヨタが絶好調だったころ、以前から知り合いのトヨタの幹部の方と食事をしていたら、「悩みが三つある」と言っていた。確か株価が上がらない、F1で勝てない、そして人材がついて行かないと。毎年生産台数を伸ばしていたころです。世界的な業容拡大に人材がついて行かない、と。

 今回の一連のリコール騒ぎで一つ不思議なのは、「(リコール対象車は)日本では一台も出ていない」ということです。これは日本で生産され、日本で売られている車にはリコールに相当するような懸念はない、というトヨタの判断の現れ。どうやら日本と海外では違う部品が使われているらしい。

 各地にあるトヨタの工場で、どのような部品の選定が行われているかは知らない。しかし、何故か海外でリコールが出ると言うことは、海外での部品選定が甘いと言うことでしょう。人材の問題はなかったのか。

 「アクセル」というのは、実は車に乗る人が一番密度高く接する車のパーツです。一番枢要なところ。そこでの欠陥というのは、車作りのメーカーとしてはある意味非常に致命的なものだと思う。なぜそんなことになったのか。社内では当然「何故」が問われていると思うが、拡大と繁栄の中で油断や奢りはなかったかは検証する必要がありそうだ。

 海外から見れば、ソニーとかトヨタが日本の代表的な製造業の会社。両者とも最近は株価が上がっていたが、今後には懸念がある。ソニーは、次世代の飛躍を予感させるような新商品に欠ける。今儲かっているのは、テレビでもプレステでもなく、デジカメなどです。これはちょっと寂しい。

 結局モノ作りの企業は、「魅力的な商品があるかどうか」が勝負ですから、商品に魅力がなくなったら、そして品質に信頼が置けなくなったら終わり。両者ともまだ魅力のある製品が多い。しかし、期待が大きいだけに今後の課題は大きいと思う。

 ところで、当方からquanpに関して当方から投げていた問題の一つに、「iPod nanoで撮影した動画が逆さまに表示される」問題があったのですが、リコーさんの方から以下のような回答が来ました。

 iPod nanoを右に倒して撮影した場合と、左に倒して撮影した場合の2つの動画で検証した結果、一方は正位置、他方は逆(天地)位置になりました。おそらく撮影する際の持ち方が原因だったと思われます。
 と。なるほどと頷きたいが、ナノの場合、撮影はとっさの判断で手で行いますから、右左と言われてもちょっとどうかな、と。なんとかどちらで撮影しても、動画がひっくり返らないようにして欲しいと。

 あと今日一つ嬉しかったのは、浜松にお伺いしたのですが、そこで「BSジャパンは静岡県では電波がしっかり入ってこないので、名古屋の方にアンテナを向けて、「世の中進歩堂」を一生懸命見ています」とある方から言われたこと。なんでも昔から静岡は「電波の谷間」的な問題があって、依然は日テレなども見れなかったらしい。

 金融機関の偉い方だったのですが、日曜日に放送の「シルクの話」をしばらく。つい昨日の放送の内容だったので、嬉しかったですね。BSの番組は静かに見られているのだと思う。

23:34
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