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2010
03/24
Wed

2010年03月24日(水曜日) デトロイト号

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 (17:50)ほぼ一日ロケでした。来週の火曜日の関西テレビ・アンカーの取材で。最初守口に行ってカート型電気自動車 meguruをこの目で見て、次に京都に移ってGSYUASAの電動バイクに乗り....

小倉社長と meguruの前で  守口で思ったのは、日本にもまだ立派な中小企業経営者がいるな、ということ。やはり不景気で大変だったそうです。しかし「止まったらいかん」という気概で、むしろ明るいことをやりたいと4社合同で「日本を明るくする、日本を元気にするプロジェクト」を開始。それが環境の「環」をmeguruと読むことにしたこのプロジェクト。

 詳しくは番組を見ていただければ良いのですが、車体には和紙や扇子を使い、色は日本の朱であり、ハンドルと床には竹を使い。気骨のある経営者でした。「あっぱれEVプロジェクト」はナイス。小倉庸敬社長にはエールを送りたい。

 次に伺ったのは、新幹線の窓から「ここはいつか取材しなければ」と思っていたGSYUASA。この創業者のイニシャルを持つ会社の今の形完成はつい7年ほど前。二つの会社が合体して今の形になった。言わずとしれた日本で最も名前の通った電池(今はリチウムイオン電池に注力)の会社ですが、その他にもいろいろ注目されることをしている。

電動バイクらくりん。今までずっと聞いたり見たりだけだったが、今回初めて乗車  自社製品の用途範囲の拡大の為に50台作った電動バイクは、同社としてはあまり外に出していないものの、私としては以前から知っていて、また3月4日のエクスポでも見かけて、「いつか乗りたい」と思っていた。雨で一般道路では乗れませんでしたが、私が同社の体育館で試乗。

 電気自動車がそうであるように、むしろ出るスピードを抑えている。フル充電で20キロ走り、最高時速は20キロ。でも後ろの車輪が補助を含めて3本あるので、安定感抜群。「売り出せば良いのに」と思いました、今のところその予定はないと。

 右の写真のデトロイト号もずっとみたい車でした。電気自動車はガソリン車よりも歴史が古いのですが、1920年頃を境目にいったい消える。ガソリンが安く生産されるようになったたからです。GSYUASA本社正面玄関においてあるデトロイト号は、1917年に日本のGSYUASAの創業者が持ち込んだ。鉛電池を使っている電池自動車です。

デトロイト号の中にまで乗せてもらった。私の手前にあるのがハンドルなど操作機器。今の車とは全く違う。

 何でも古いものを残すというのは大変なことです。創業者が乗って以降、どうもデトロイト号は同社の中でもあまり利用もされずにほっておかれたそうだ。その結果非常に劣化していた。それを2007年とおっしゃったかな、リノベートして「再び巡ってきた電気の時代」に蘇らせた、ということらしい。

 実際に再び走れるようにリノベートするので解体したときに、当時の運転手さんの運転日誌とかが見つかって、あとグリコの宣伝の紙なども記念の残っていた。これが結構面白い。実は、当時のモーターも飾ってあった。なかなか見るものが多いGSYUASA取材だった。

 まあ詳細は来週火曜日の番組をごらんください。長らく見たかったもの二つも見れて、かつ実際に運転し、手で触れることが出来た良い一日だった。

18:20
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