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2018
07/16
Mon

楽しくも悔しい...ワールドカップ

day by day

  (08:00)なにもワールドカップとウィンブルドンが一緒に終わることはないのに。ま、その予定だったので仕方ないが。ちょっと寂しい。

 より重点的に見たのはサッカーでしたが、楽しい期間でした。ワールドカップで最後に点を入れたのがエムバペだったのが象徴的でしたが、新しい力の台頭が目立った。予測さていたが、メッシのワールドカップはなかったし、ロナウドも比較的素早く消えた。

 私の印象では、「個+組織」かな。個も強いが、しかし組織がしっかりしている国、かつ指導者に経験豊かな人がデンと構えている......的なチームが一番強い印象でした。それがフランスだったような。

 デシャン監督は歴代3人目の「選手でも監督でも」ワールドカップを制した人だそうな。カンテを代えたときに見ていたテレビの放送席がざわついた(アナウンサーと解説者二人)のがとっても印象として残った。

 放送席は「今日のカンテは機能していない」と直前に語っていたので、「この交代は当然でしょう」という発言かと思ったら、「代えがたいカンテ........」的な話を直前までしていた。

 つまり「見る側を欺くワールドカップ」だった気がする。チームの勝ち残りでも、監督の選手采配でも。だからとっても面白かったし、この種のワールドカップなら、多分審判買収もないだろうし、綺麗な印象がして良い。

 フランスもクロアチアも下馬評はあったが、あまり高くなかった。しかしドイツなど一番手の候補が最初に消えた。そもそもイタリアもオランダも今回のワールドカップには出場していない。

 古くさい言葉だと「新旧交代」でしょうが、アイスランドの台頭などその言葉では表しがたい現象でしょう。クロアチアも人口400万余。それが人口6000万近いフランスと決勝戦で戦った。うーん、最初に2点をフランスに献上していたのが私には残念。

 最初のヘッドはしょうがないか。クロアチアを応援していただけに。次のハンドはちょっと不注意だったような気がする。PKを取られるエリアでは、体にピタリと手をくつけていた選手が多かった。必ずしもそれが出来るわけではないが。ばっちりビデオを見られるので、PKが多くなる。決勝戦もそうだった。クロアチアが追いついた後だけに、あれが流れを決めた。

 歴代ワールドカップに比して、今回はセットプレーでの得点が全得点の中でも占める割合が多かったそうな。最後の決勝戦がそうだ。しかし見ていて「流れの中での点」の方がやはり美しい。日本の対ベルギーでの2点はそういう意味では特筆に値する。

 え、今度はカタール。そりゃまたどえらい。日本の次の監督(森保説?)はだれだか知りませんが、どんと構えてチーム作りをして欲しい。デシャンは5年もやっているそうな。多分日本はベスト8に残れる力を持ちうると思う。
 

07:17
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