日々のライブな情報ページ

2018
12/31
Mon

丸一日は船の中.........

day by day

 ネットに追われる日々から離れたい、たまに離れてみるのも良い........と思っている人には、とってもご推薦です。ほぼずっと「圏外」。ほぼほぼ丸一日24時間です。竹芝桟橋から小笠原諸島に向かう小笠原丸の中。WIFIはおろか、スマホの4Gも通じない。

 船中でスマホが通信できて情報を受発信できるのは、陸地(竹芝桟橋、八丈島などの航路沿線の島、それに小笠原諸島)に近いときだけ。そして恐らく営業中の船内レストランの中のみ(しかも陸地近くで増幅器を使っている)。夕食時は出来た。ラインもその他FBなどSNSも。しかし同じレストランに夜間に行ってみたら「圏外」だった。

 なので、日頃しないトランプやその他新しい紙媒体のゲームがゆっくり出来るし、何よりも本が読めます。もってきた二冊の本を直ぐに読み終わってしまった。帰りにまた本を買わないといけない。行きと同じ状況なので。

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 初めて小笠原諸島に向かって都内移動しています。長時間かかります。飛行機が飛ばない。距離的にはサイパンと東京のほぼほぼ真ん中なので、飛行機が飛んでいたら2時間かからない筈。しかし小笠原諸島には観光客を乗せた飛行機が離着陸できる飛行場がない。作ろうという動きはあるようだ(写真)。

 だからこれまでも「行きたい」と思いながら「なかなか行けない都内」でした。東京都小笠原村。船内には「一週間帰れない.....ということは一週間リラックスできる」との船中の旅の宣伝文句が。確かに。小笠原旅行には一週間が必要です。その両端の二日は船の中。

 小笠原丸は船としては大きいので、それほど揺れない。しかし「動揺」(船の揺れを意味する海運用語)はあります。船の中では皆がちょっとした酔っ払いです。廊下を歩く時には、自分も、そして前の人がやや揺れている。

 いろいろなクラスの船室がある。二段ベッドが連なるお部屋もあるし、狭いビジネスクラス程度のお部屋も。その上のクラスもある。特別室と銘打って4部屋。自分達が入っているお部屋以外のことは知りませんが、お風呂も付いていてまずまず快適。

 しかし廊下やちょっとしたスペースには様々なグループが場所を占拠して、それほど騒がしくもなく「宴会状態」です。それもよし。船中売店もあるし、自動販売機もある。 いずれいせよ、人間が居住する日本の最も東の島。楽しみます。 

08:49
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