(21:54)大阪から朝早く帰ってきて、昼からは幕張メッセに。ロボットを見た後は、次世代の車を見ようと言う訳です。まあ見るだけではなく、ポッドキャストの番組を二本作りますが。
詳しくは番組を聞いて頂ければ良いのですが、前回行ったのは2年前ですかね。その時と展示のスタイルは同じだった。しかしポイントの置き方は相当違ってきている。当時から環境、省エネなどが中心でしたが、今回はもう一つ軽量化が一つのポイントになっていた。
うーん個人的に言うと、つい写真を撮った光岡自動車なんかが好きなんですよ。ちっちゃくてもちゃんと頑張っているじゃないですか。今回は三種類の自動車を出品していました。兜とか蛇(おろち)とか。漢字の名前の出品が多かったのも特徴かな。マツダの大気も良かった。各社の担当者にいろいろ話しも聞いていますから、その点については番組で。
それにしても、各メーカーは未来の車を想像させる「コンセプト車」をショーに備えて作るのは結構大変でしょうな。コストがかかりそうで。しかし競争社が作っている限りは作らないといけない。アイデアがない会社のように見られますから。まあ、作る過程でアイデアがわいてくると言うこともあるのでしょう。
今日はもう一つ写真を。食卓の上に朝、昼、夜の食事が。もちろんいろいろな組み合わせがあるのですが、仮に日本が海外から食料を輸入できずに自給率39%の範囲内で朝、昼、夜の食事を作ったら、もしかしたらこうなるかもしれないという例示。
番組で私も初めて見たのですが、くらくらしましたよ。もちろん必ずこうなるということではなくて、自給できるものを中心に考えるとこうした食事かもという一例ですが、あまりにも寂しい。寂しいがこれが現実です。
まあ考えてみれば、日本は石油の輸入も消費量の95%以上に達しているのだから、「石油が入らなくなった日本」を想像すれば、それはそれは大変になる。しかしいつも思うのですが、売る方も売らないと収入にならない。
だから「石油武器論」は実際には長く使われた事実はない。それはある意味で食料でも同じです。だから直ぐに輸入依存度が高いことを懸念する必要はない。国際的な関係を良好に保っていればあまり問題はない。
しかし私が心配するのは、「じゃ、自給率がゼロでも良いのか」というとそう言うことはないし、世界各国を見ると総じて自給率を上げている。少し時間をかけても、日本も自給率を上げた方が良いとは思う。まあバランスの問題です。
私が番組で提唱したのは、徹底した「攻めの農業」です。都市近郊農業にしても、輸出にしても、日本の農産物は外に出して恥ずかしくないものが多いのに、あまりにもシャイです。まあ上海や北京に日本の農産物はかなり出て行っているようですが。