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2008
05/25
Sun

2008年05月25日(日曜日) 色素増感太陽電池

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 (10:29)ははは、周りから浮きまくっていたんでしょうな。新宿西口ビル内にある「天狗」で、男女入り交じった、若い人中心の中で、黒一色の男が4人。通夜帰りで昔の仲間が集まったというわけ。

 彼は若くして亡くなったんですよ。長浜君といって、若い頃によく卓を囲んだ。去年の11月に胃ガンが見つかって、半年後の先週半ばに亡くなってしまった。でも死んだ人は、今生きている人を葬儀の場で集めてくれるんですよね。30年ぶりの人とか一杯いました。

 今朝の新聞では朝日の「be」が面白い。「味の分かれ目 関ヶ原」という。卵焼きでも、つゆ蕎麦のつゆでも、味が天下分け目の戦いがあった関ヶ原が「分かれ目」がある、という記事。

 これはこのコーナーで書いたことがあるのですが、私の実感でもあります。大学生のころ、東京からずっと車で出雲神社まで移動しながら、ラーメンだけを食べたことがある。何を調べたかというと、つゆの濃い薄いがどこで変わるか、ということを一つのテーマにした。そして発見したのが、「関ヶ原が分かれ目」ということでした。

 もっと面白い分かれ目がある。これは私が調べたのではなく、TBSラジオのこの番組が調査した。私はこの番組を聞いていて、非常に面白いと思ったことを思い出す。

 それは、混雑時に急がない人はエスカレーターのどちら側に並ぶか、という問題。東京は左側に並ぶ。しかし大阪は右側に並ぶ。実に鮮烈に別れているのです。私が調べて限りでは、国際的には右側が多い。

 それは置くとして、では日本の東海道線の中でどこで分かれ目が出来ているのか、です。このラジオ番組は、「それは関ヶ原である」と結論づけていた。私が毎週経験している面白い現象は、大阪駅の新幹線ホームのエスカレーターです。

 上りは全員が右側に並ぶ。エスカレーターの上りに乗ると言うことは、少なくとも大阪に数時間はいた人が、大阪から出て行くということを意味する。大阪の慣習が身につく。しかし、下りのエスカレーターに乗っている人は、しばしば無秩序であり、そうは言っても左側に立つ人が多い。

 私が大阪駅の新幹線ホームで下りのエスカレーターに乗るときは、東京から移動したときです。私と同じような人が多いのでしょう。まだ東京の慣習を引きずっている。だから、左に立ちたがる。しかし、大阪からどこかに移動するときには、こぞって右側に立つ、というわけです。関ヶ原はいろいろな意味で、「分け目」なんですよ。

 あと小さい記事ですが、日経に載っていた「ソニーが新型太陽電池」も面白かったな。従来コストの10分の一で出来るという。従来電池は価格高騰を続けるシリコン依存でしたが、今回の電池はそれを使わない。「色素増感太陽電池」と表記されるという。

 半導体技術の変わりに印刷技術の応用で作れるという。変換効率(光りを電気に変える率)も10%に達したという。シャープなどがやっている従来の太陽電池は今良い製品で14とか15%かな。10%はまずまず。期待できる技術です。

10:16
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