(08:00)それはまさに「It's Sho Time !」でした。
「7回を投げきって球数91、奪った三振は毎回の12、与えたヒット一本、与えた四死球1」。途中まで「このままいったら大変(嬉しい)。「ソーシア監督も困るだろうな」と思っていました。
だって6回までパーフェクトピッチング。打者を一人も出さず。それって「もしかしてパーフェクトができちゃう....」。そりゃファンも見たいし、二刀流だからこそパーフェクトは過去に例が無いだろうから。「途中で降ろす」という訳にはいかない。
しかし7回に一死の後に一本ヒット(三遊間をライナーで抜けた)を打たれた。そしてその回(2死ランナー2、3塁)を打者三振で切り抜けて、そこで降板。素晴らしいスプリットだった。その段階でエンジェルスは6-0。
ちょっと残念だが、7回に打たれたヒットでソーシア監督には代える理由も出来た。彼の今後は長い。しかしあのメジャーで「7回1ヒット、ゼロ封」は凄いでしょう。ダルも田中も時としてパカパカ打たれるのがメジャー。
アスレチックスはもう以前に一度大谷の投球を見ていますからね。それでも大部分の打者はバットにかすりもしなかった。メジャー投手の平均球速でも、大谷は今は一番をいっているらしい。157キロ台。
投手としての次の段階の真価は、MLBの打者がもっと慣れてきたときでしょう。大谷は6回まで本当に頑張っていたが、7回は明らかに疲れていた。そりゃそうだ。本人も「今日は負けられない」と思って投げたでしょう。
打数はまだ少ないが、大谷の打率は4割に近い。打者出場の4試合で3HR。投手としては2勝。完璧な two-wayです。アメリカでも大騒ぎ。そのうちエンジェルスでも「一試合の中で投げて打つ」という局面が来るかも知れない。
結局試合はエンジェルス6ー1アスレチックス。見ていて心地よい良い時間でした。