(23:25)見ると悲しくなるんですよ。運転手さんにも、乗る側にとっても何もメリットがないのに、と。何のことかというと、タクシーのドア開け客待ち。
以前もこの問題については書きました。なんと札幌の冬にタクシーがドアを開けて客待ちしていた問題です。確か一昨年の私の経験。書いたらその時の情報では、旭川のタクシーの一部もそうだということが分かったのですが、私は「気持ちは分かるが反対」なのです。最近はそれを関西でも見つけてしまっている。
写真は寒い夜にドアを開けたまま客待ちしている京都のタクシーです。私が後ろから手を上げたからドアを開けたわけではない。写真の通り(わざと少しボケてしまった写真を載せています)私が接近するずっと前から開けていた。
私がこれが悲しいと思う理由はいくつかあります。
しかし見ていると、列を離れてぽつんと一台で客待ちしている運転手さんにも広がっている。今年の冬の札幌のタクシーががどうなっているか知りません。ドアを閉めて客待ちしていてくれたらと思う。しかしそうではなくて、北海道から全国に広がりつつあるとしたら、それはちょっと寂しい。まあ東京ではほとんど見かけないので、まだ全国区ということではないでしょうが。
理由は 1)乗客に対してタクシーが多く、客取りが競争になっている 2)そうした中で何とか多くのお客さんに乗ってもらおうとしているーーと札幌では考えました。京都の場合はタクシー列の先頭のタクシーが中心なので、「列の先頭」を示す意味もあると思う。「途中の車からは乗らないで」という。そりゃそうだ、せっかく並んで先頭に来たのだから。
しかしそれでも私は運転手さんにとっても、我々乗客にとっても「ドア開け客待ち」は良くないと思う。もう終わりますが、2月の京都は特に後半は「何もないので暇」だったそうで、それもあったのかもしれない。しかし止めてほしいし、そうしなくても良い状況が生まれれば、と思います。
3月になれば暖かくなるし、都おどりなど花街の踊りも近くなって、華やいでくる。