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2011
10/23
Sun

2011年10月23日(日曜日) 豆腐の引き売り

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(23:35)最近東京の街を移動していてとっても目につくのはターベルモノという会社がやっている野口屋「引き売り」の若者達です。

この社名「ターベルモノ」ですが、最初「食べるもの」と思いきや英語は 「table mono」となっている。ま、どちらも「食べるもの=テーベルの上にあるもの」ですから、同じでしょうが。

いや、本当に目立つのです。どの地区に何曜日に行くというのは決まっているらしいのですが、今日は明治通りをちょっと入った表参道寄りの道で見つけました。都内あちこちに出没している。

売っているのは豆腐です。昔ながらの風情で、例の鳴り物で「とーふ」「とーふ」と我々には聞こえるし、口でも何か言っている。「引き売り手」は私が見た限りでは全員若者で、そのまた大部分が男の子。

私がとっても興味があるのは、「これが江戸時代の商売の基本」だからです。売る方が歩く。買う方が歩くようになったのは、日本の歴史の中でも比較的新しい。「売る方が歩く」は本来の姿でしょう。

こういう商売の仕方は、一時は「物干し竿売り」だけになっていた。しかし野口屋の若者の豆腐売りが出てきたことで、東京の街がまた「三丁目の夕日」的になってきた。風情があって良い。

実は大阪でもああ言う商売の仕方が増えているのです。他の都市は私は頻繁には行っていないので分かりませんが、新地のスナックのようなところで飲んでいると、若者がいろいろなものを持って売りに来る。ケーキがありました。

街でもいろいろ売っている。とっても奇抜なものを。野口屋のように大きくなると、信頼性は高まるのですが、「この会社はどこにあるの」とちょっと心配になるものもある。しかし、こうした引き売りの増加は、シャッター通りが増える街の中にあって、心温まる風情として、私は歓迎です。

私は二~三回ほど野口屋の豆腐を食べたことがありますが、結構美味しいし、製品もいろいろ考えている。なかなか良いと思います。

そういえば、今日はBS朝日 いま世界はの生スタジオがあって、珍しいこと日経BP統合コンテンツ局長という難しい肩書きの渋谷君とばったり。彼とは年に会って二度くらい。顔を見て思い出しました。そういえば、以前の約束がまだ未達。リマインドしておきました。3人の約束で、私を含め二人は履行。彼だけがまだ約束履行を残している。

まあそれにしても、荒川静香、大竹七未さんが来て「日本の女子力」の話をゆっくり聞こうと思っていたのですが、スタジオは「聞く」どころか、「しゃべりたい」人間の集まりになって、ちょっと混乱状態でした。面白かったが、「これが聞けて良かった」という内容は少なかった。

23:58
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