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2011
11/07
Mon

2011年11月07日(月曜日) 分散投資 ?

day by day

(23:35)夕方日経ヴェリタストークがあって、いつも通り大手町の日経本社の20階の日経CNBCスタジオで午後7時くらいから収録を行ったのですが、今日は大いに興味が持てる番組内容でした。それは、「投資の常識を疑え」

この問題については、去年からずっと考えている問題で、特に5月6日(去年の連休直後)でしたっけ、「フラッシュ・クラッシュ」以来。この理由なき相場の大下落で世界の投資家は「今の市場には信頼を置けない」と思ったはずで、その時から「投資家はマーケットに信頼と興味を徐々に失うだろう」と私は思っていました。だってまだ原因が解明されていない。それに加えて、この週末に配達された日経ヴェリタスが取り上げてもいる「相場の連動性の著しい上昇」がある。

それを如実に示したのが、一面のグラフでした。特にかつては連動性が全くなかった日本株と海外債券の相場連動性が著しく高まっている。その他は「1」が絶対連動だとすると高いものでは0.8にまで上昇している。つまり世界の各種投資対象の相場の波が連動して動き始めたと言うことです。

これは私の日々の感覚と一致している。諸相場の連動性が高まったら、よく言われる「分散投資」などなんの意味もないことになります。少なくとも短期的には。気持ち的には「リスクを分散している」となるのでしょうが。今は分散になっていない。そういう世界になってしまった。

こうしたマーケットになったのは、マーケットがコンピューター網に完全に、かつ素早く組み込まれたことにより真にボーダーレスになったこと、投資を行っている投資家、資産運用の運用担当者が全市場を日常的に見ながら、市場を決めているからです。

だからどこかの市場がボコッとやられると、直ぐ他の市場で取り返し、”売り”を行おうとして、その結果衝撃波が伝搬する。それが連動性です。多分情報技術の高まりの中で、また世界に流動性が溢れているという現状から、この状態は今後も変わらないと思う。

それは、多くの人が頭を悩ませている通りで、「従来の対象物では投資があまりうまくいかない時代の幕開け」を示していると思う。それもあって、株式市場の出来高が危機的に少ない。これは業界全体が今までのやり方を見直す必要を指し示していると思う。

23:40
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