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2011
11/10
Thu

2011年11月10日(木曜日) 悪しき例?

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(08:35)イタリアの国債を巡る危機がギリシャのその時より(押したり引いたりした)足早に進み、既に昨日の海外市場で利回りが”危険水域”の7%を超えたのは、恐らく世界中の投資家がこう考えているからです。

「ギリシャ! あの小さな国ならEUがなんとか助けられるだろう。ある程度利回りが高まったら買ってもいい。しかし、イタリアは違う。イタリアが危機になったら、EUも助けられないだろう。しかもギリシャの時は、保有債の半分は無価値になった。イタリアを救えても、自分が保有しているイタリア国債の価値は部分でも切り捨ての対象になるのでは.....」

だから、今のイタリア国債の危機を救うためには、イタリア政府が財政の赤字削減策を果断に示すか、EUやIMFがギリシャの時よりも機敏に動かなければならない。しかし、イタリアの国政は、「ベルルスコーニは一ヶ月後に辞任」となているだけで、今後どう動くかまだ分からない。

加えて、EUは財務相会議を開いているだけ。IMFは原資が足りない。うーん、イタリアはやはりギリシャの比ではなく重い。ギリシャが悪しき例になった面もある。

07:19
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