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2012
05/06
Sun

2012年05月06日(日曜日) 知恵の出しどころ

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(07:29)今日から原発が稼働していない日本ですか。日本の全原発が停止するのは1970年代以降初めてと言うことらしい。私などはずっと原発がどこかで動いている状況で大人として生きてきたことになる。

これからでしょうね。知恵の出しどころは。何でもそうですが、メリットとデメリットがある。だから世界でも原発に対する姿勢は国によって異なる。メリットばかりなら止める国は出てこない。デメリットばかりなら、建設する国もない。

私は一貫して、原発に代わる有効はエネルギー(大部分は電気)生産手段があるなら、またまたそれを有効に作れるなら原発は無くした方がよい、という意見だ。何かあったときの原発のリスクは、福島第1原発を見ても分かる。

だから、代替エネルギー(いや、本来地球が受け取ってきたエネルギーの大部分は太陽からいただいているものですが)の開発には十分力を尽くすべきだし、日本にはそれができると思う。しかし現状その分野からの発電が依然として弱いことは確かだ。シェアも数%にしか過ぎない。

我々が享受している「便利さ」の大部分は、電気によって担保されている。電気があるから今我々が享受しているレベルの便利が確保されている。私は失いたくはないと思う。その電気をどうやって生産するか。

今はかなりの部分、液化天然ガスに依存している。しかしそれは今の日本の領土・領海・排他的経済水域からは大規模には発見されていない。輸入にはコストがかかる。かつそれも限界のあるエネルギー源だ。

だから私は日本は戦後原発につぎ込んできた以上の力をつぎ込んで、再生可能エネルギーに関連した技術革新に邁進すべきだと思う。それはできると思うし、できれば世界のエネルギー革命の中心に座ることができる。

日本はどこにいても感じるが、本当に地震が多く、活断層が調べれば調べるほど多いことが分かっている。原発はコスト的には有効な電気生産手段だと思うが、あまりにも危険だ。

しかし一方で日本の電力料金は韓国などに比べても非常に高い。それが産業競争力に響いている。経済力を失っても、我々は楽しさ、利便性を失う。知恵を出してこのコストを安くする必要がある。その間に、どういう組み合わせで電気を生産するかも、知恵の出しどころだ。あと、どうやって効率的に使うかも非常に重要なポイントだと思う。

全体的にはいかに電気を効率的、かつ安全に生産するかを命題としながら、「電気の効果的な、意味ある使い方」を日本全体で考えて必要があると思う。それは政府がこそこそやるのではなく、国民全体で考える必要がある。

07:20
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