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2015
02/17
Tue

決裂含みで進行中 ギリシャ

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 (03:55)予想通り、ギリシャへのEUなどの財政支援、その引き替えとしてのギリシャ側の緊縮財政の継続を巡る話し合いは、決裂含みで進行。「16日中の合意はない」ということがはっきりしたようです。

 通称トロイカは、ギリシャ側に条件緩和を拒否、ギリシャは「それなら合意はない」と強気姿勢。少なくとも交渉はこの週末までは続きそうです。両方とも交渉への入り方は「予想された範囲」でしょう。

 すんなりの合意は予想されていなかったとは言え、最終的にはギリシャのユーロ離脱の危険性もあるだけに、ユーロ相場は対ドル、対円で下落。状況がはっきりするまでは、このユーロ安は続きそう。ドイツなどヨーロッパの株は小幅安なので、「交渉の進展具合は予想の範囲」と読んでいると思われる。

 しかし本当にユーロからギリシャが離脱したときにユーロに何が起きるのかは不明。脚気反応としてはユーロ安でしょうが、その後は「ギリシャ(一番の問題児)なきユーロ」を好感する可能性がある。

 「一番の問題は、ギリシャが長く身の丈を超えた生活をしてきたこと」とドイツ側。しかしギリシャの新政権は「国民の圧倒的支持」がある。容易には決着しそうにない。ぎりぎりまで(ギリシャ財政破綻の危険性があるのは月末ですが、合意はその前でないと)交渉は続き、そしてその結果は読めない、というのがあたっていそうだ。

03:20
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