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2015
10/07
Wed

歩いてみたい鯖街道

day by day

 (23:25)それにしても、初めて車で琵琶湖の北と西を走ったのですが、印象的な地域でしたね。私が選んだナビのターゲット(豊田市から)が「朽木」という鯖街道の中継地点だったので、車もそれなりきの道を選んだのかも知れない。

朽木にある朽木旭屋の本店 しかし走りながら思ったのは、「京都から同じような直ぐの距離なのに、琵琶湖の東側とは全く違う雰囲気がある。人や家が少ないので寂しさも感じるが、木立などにある種の神秘性がある」と思いました。

 東は人が多く、言ってみれば華やかです。しかし西は違う。まるで違う国のようです。道路も一般道があるだけ。しかも坂の多い。追い越し禁止区間が続く道。だから逆に言えばのんびり走れる。東には高速道路が何本も走っている。

 琵琶湖の北の辺りに来ると、当然ですが「美浜」とか「小浜」とか日本海の街の名前が平気で出てくる。考えれば四日市市と美浜市は、片方が太平洋、片方が日本海に面しているにも関わらず、距離は近い。「多分2時間もあれば北陸自動車道で行くな」と思ってナビを調べたらその通りだった。

 ちょっと前にNHKが新日本風土記でやっていたのですが、確か「鯖街道マラソン」なるものが行われていて、その距離が67キロとか言っていた。つまり昔の人達に言わせたら「遠い」んでしょうが、今の車だと簡単に行ける距離。昔の運び屋さんもほぼ一日で運んだとか。

 そう考えると京都というのは、日本海側からも、太平洋側からも極めて近い、ということになる。そういう意味でも絶妙な場所に位置していると言うことだ。多分古代の日本は、日本海からの人の往来が重要だったので。

 それは置くとして、特に昔「鯖街道」と呼ばれた地域は、木が鬱蒼としていて、実に綺麗なのです。しかも昔から人が往来したこともあるのでしょうが、「人々の気」がこもっている印象がする。神秘的なんですね。

高いがうまい 朽木旭屋さんは、基本的には「十割そば」のお店でした。そこのお土産としてあるのが鯖寿司。しかしそれが美味しいから京都の伊勢丹にも入っているのでしょう。田舎道にぽつねんと出てくるこの店は、しかし駐車場が結構広くて、各地からお客が来ているのが分かる。

 朽木旭屋さんだけではない。京都に通じる鯖街道を走っていたら、「花折れ」という看板も見つけた。「れ」が確か入っていた。左側に。「花折れ」は京都では下鴨神社の近くにある。ここも好きです。京都に寄るとここで鯖寿司を食べる。同じ鯖寿司でも朽木旭屋と花折れではちょっと違う。

 ま、今回の車移動では私が好きな鯖寿司の本店二つを琵琶湖の西、鯖街道に見つけられてハッピーです。京都では「いづう」が良いという人が多い。しかし私はあまり好きじゃない。あの細さがダイナミズムに欠けると思っているのです。

23:52
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