(10:30)BBCが「G7 declaration says UK vote to leave EU woudl be "serious risk to global enocomy"」と打ち、スマホが速報したので、「宣言が出たんだ」と思ってネットを見たら外務省のサイトに宣言の英語版PDFがあって、確かに出ている。
あとでゆっくり見ますが、今回のサミットに関連して思うことは、「日銀のマイナス金利の導入もそうだし、安倍首相の今回の世界経済に関する描写="リーマンショック級の危機"」もそうだが、「なぜ日本は危機感をことさら煽るのだろう」という点。
今朝のラジオ番組でも言ったのですが、多分メルケル首相などは目を丸くている。「今がそんな危機か ?」と。だって今はアメリカが利上げしようか、という段階。エネルギー価格も一時は下がったが、今はバレル50ドルに戻ってきている。
そこを「危機だ」「危機だ」と煽るのはいかがなものか、と。確かに日本が戦後経験した高い成長とは違う。しかし欧州の連中にしてみれば、「もうちょっと高い方が良いが、経済は成長はこんなもの」という思いがある。
安倍さんが「リーマン」と「危機」を使ったのは「消費税引き上げの先送り」をしたいからでしょう。しかしだからといって「危機だ」「危機だ」と煽るのは良くない。消費者は見抜いているが、それでも「危機だ」と言われて良い気分のする人はいない。
いろいろ思いはあるし、文章をこれから読みますが、まずは今朝はそんなことを思いました。