日々のライブな情報ページ

2016
06/16
Thu

やりましたがな、イチローが一気に....凄い

day by day
EOF; } ?>

 (07:20)およよ、イチローさん大コングラですね。並んだ上に、第五打席ではライトに見事なクリーンヒット。二塁打。4257本。日米通算。世界新記録。

 イチローが9回2アウト1塁で打席に入った時から、スタジアムは大騒ぎ。イチローへの歓声が飛ぶ。ピッチャーはロドニー。確か4球目だったと思った。今日初めて芯に当たった球が一塁手の頭を鋭く抜いてライト線に。ナイス。

 球場中が沸いた。チームメイトからもコングラ。相手チームのメンバーからもコングラ。イチローもヘルメットをとって、球場全体に挨拶。だから野球を見るのをやめられない。

 イチローの今日。第一打席はピッチャー横の一塁線へのぼてぼてのゴロ。切れそうで切れなくて、それをキャッチャーが拾った。キャッチャーは一塁に投げたが、送球もそれて内野安打という展開。それで4256本のピート・ローズと並んだ。ははは、イチローらしい。彼も苦笑い。

 この時面白かったのは、先攻のマーリンズですから休場は敵側(パドレス)。しかしイチローの日米通算のヒット数がピートと並んだとスタジアムの電光掲示板に表示されると、大きな拍手が球場全体を包んだ。

 よく見ると、イチローを横にして一塁手も拍手している。控えめだが。「アメリカのファンに好かれているな....イチローは」と思いました。パドレス球場はあまり観客は入っていなかったが、それはデーの関係もあるし、チームの調子があまり良くない(27勝40敗)ですから。

 でも見ていて「イチローも人の子」だと思ったのは、第四打席までは明らかに振りがおかしい。体全体が動いている。軸がない。明らかに記録を意識し、記録を「一気に抜きたい」という気持ちが出ている。もしかしたら新記録達成をホームランで狙っていた ? 「珍しいな」と思いました。

 体が前のめりにぶれているので、バットが球を芯でとらえられる筈がない。だからなんとラッキーにもヒットになった第一打席の他に、第二、第四打席でぼてぼてのピッチャーゴロ。一度も「良い当たり」がない。バットでの球捕らえが良いのがイチローの真骨頂なのに。第三打席は外角に逃げる球をチップ三振。しっかし振れたのが第五打席だった。

 日本ではピート・ローズのトランプ並みの暴言、悪態がよく伝えられる。しかしあんなのは気にする必要がない。「日本では高校時代のヒットも数えるんだろう」とか。あほらしい。はっきり言えばピート・ローズを尊敬するアメリカ人はもういない。鼻つまみです

 だから、大リーグ4256の最多安打記録にイチローが並び、そして抜いたことにはとっても価値がある。例え「内野安打が27%だろ」というローズの発言が真実だとしても。

 明日は休み(移動日)で今日はラッキーな先発。そこで新記録達成。やはり「出来る男は違う」と思う。「大リーグ3000本にあと21本」ですから、当面イチローの心落ち着かぬ日々は続くんでしょうが。

07:51
EOF; } ?>
ページの先頭へ
twitter
伊藤洋一公式Twitterアカウント

サーチ


カテゴリー


最新の記事

カレンダー

キーワード