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2008
02/22
Fri

2008年02月22日(金曜日) フリー・ハグ

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 (09:56)放送局に行く前にNHKテレビを見ていたら、大阪や東京の若者を中心に「FREE HUG」という運動が広まっている、という面白い特集をやっていた。私も21日の夜、モンゴルから来日していたメグちゃんと別れるときにハグしたばかりでしたから、「うーん、流れなのか」と。

 ハグの説明はいらないでしょう。「free」というのは、従来のハグが一応知っている人、分かれるのが惜しい人、ただ「こんにちは」や「さようなら」で済ませたくない人との間で行われているのですが、これは見知らぬ人とでもハグしようという運動らしい。カメラは大阪の南の路上でフリー・ハグと書いた紙を振りかざして、道行く人に「ハグ」を呼びかけている女性達を写していた。参加者は「人の温もりを感じたい」と好意的。

 アメリカに住んでいたこともあって、結構平気でハグする方です。もちろん、KYではない形で。この大阪の女性達は、お年寄りのホームなどを訪ねてもハグをしているという。ハグされたお年寄りの目が輝いていたのが面白かった。ある女性は「こんなことされたことないから」と。ははは、私も街で見かけたら、そりゃ参加してみますよ。

 メグちゃんは、我々が昨年の9月モンゴルに行ったときのガイドさん。私のサイトにも写真がある。銅像の前に私と一緒に写っている彼女です。念願だった日本に今年来て、22日に帰るというので、その時モンゴルに行ったメンバーの中で、都合が付いた5人が集まって六本木でお別れ会を開いたもの。

 いろいろな場所に行ったようですよ。浅草とかも。しかし東京ディズニーランドには行かなかったし、京都、奈良などには行かなかったと。また11月には日本に来たいということなので、その時は積み残しの目的達成ということでしょうか。彼女の感想が面白かった。

  1. 日本の若い男の人たちはモンゴルの男に比べて細いし、なよなよしていてあまり魅力的ではなかった
  2. 日本はこんなに発展しているのに、国防はアメリカに依存しているのはおかしい
 など。話は結構盛り上がりました。

 海外の人に会うと、私は必ず指数字チェックをする。モンゴルの手を使った数字の数え方は、非常に日本に近いと感じました。中国とは全く違う。

 で、中国ではこう、インドではこうと教えたら、インドの数え方について「それは仏教の数え方です」と彼女。彼女によると、チベット仏教の流れをくむモンゴルの僧侶は、私がドヴァルから教わった方式で数を手で数えるというのです。

 ということは、こういう仮説が成り立つ。今はインドはヒンズー教の国ですが、その前は仏教の国だった。インドが仏教の国の間に手を使った数字の数え方が定着し、その数え方はヒンズー教の広まった後でもインド人の間に残った、ということです。ただし同じように仏教が入った中国では、六や八で見られるように漢字をベースにした指数字が定着したと考えられる。

 指数字の手真似を見ると、同じように漢字を使いながら、日本は明らかに中国よりもモンゴルの影響を受けているように思いました。彼女の指数字の順番は辻さんのカメラで撮ったのですが、彼女からまだ写真が送られてきませんので、写真が届き次第このサイトにアップします。

08:52
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